塩原温泉郷
圧倒的な渓谷美が抱く温泉地で名湯も絶景も美味も満喫!
塩原は滝と吊り橋と絶景の宝庫!
塩原温泉郷内には大小さまざまに数多くの滝と吊り橋がある。箒川を抱く渓谷に沿う国道400号を走っていると案内標識が多く目に入るだろう。所どころで無料駐車場もあるので、時間と体力の許す限り立ち寄りたい。
塩原随一の呼び声高い名瀑が、3段になって流れ落ちる「竜化(りゅうか)の滝」。その美しさが天に昇る白龍の姿を思わせることから、その名がついた。竜化の滝駐車場から20分ほど遊歩道を歩くが起伏はさほどきつくなく、道中にも滝や吊り橋があり、周囲の風景を楽しみながら気持ち良く歩ける。塩原の吊り橋といえば全長320mの「もみじ谷大吊橋」が有名だが、市街中心部にある「紅の吊橋」もすばらしい。特に周辺のモミジが赤く燃えあがるように染まる秋は見ごたえがある。すぐ近くにある観光案内所「塩原もの語り館」の駐車場を利用できるので、そこで周辺情報の入手もしておこう。
塩原温泉名物「とて焼き」をお試しあれ
旅先ではずせないのが名物グルメ。塩原のご当地名物でぜひ味わいたいグルメのひとつが「とて焼き」という、クレープに似た一品だ。生地には生乳で本州一の生産量を誇る那須塩原産の牛乳を使用。これは各店共通だが、具材が店ごとに異なる点がおもしろい。寿司店なら寿司、中華屋なら麺、和菓子店ならあんこ、といった具合だ。大きく分けて「食事系」と「スイーツ系」があり、現在12店舗で提供、すべてテイクアウトできる。「塩原温泉湯っ歩の里」や観光案内所にて、提供店とそれぞれのとて焼きを紹介するパンフレットを配布しているので、12種類から食べたいものをじっくり選びたい。
気分で選びたい多種多様な塩原の湯
塩原温泉は806年(大同元)、箒川源流の赤川渓谷に湧く元湯温泉が発見されたことに始まる。そののちに大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯という湯本が加わり(順不同)、塩原十一湯と呼ばれるようになった。源泉数は約150にもなる。硫酸塩泉や炭酸水素塩線、硫黄泉など、ひとつの温泉郷でこれだけ多様な成分の温泉が湧いているのは、全国的にも珍しいのだとか。自分の肌やそのときの体調、気分に合った泉質と効能を選べるのがうれしい。塩原温泉湯っ歩の里では、塩原十一湯それぞれの特徴や効能を木製パネルで紹介している。立ち寄り湯探しにぜひ役立てて。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県那須塩原市塩原 地図
- エリア
- 那須高原エリア
- 電話番号
- 0287324000
- 泉質
- 塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉、単純泉、硫酸塩泉、酸性泉等
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、慢性皮ふ病、切り傷、やけど、痔疾、慢性婦人病等
- 泉温
- 34-96℃
- 源泉数
- 150以上
- 湯量
- 約1万リットル/分
- 日帰り温泉施設数
- 9
情報提供: ナビタイムジャパン