十津川温泉郷
100%源泉かけ流し、「日本百名湯」の湯
長距離乗車の旅の疲れは温泉で癒やして
車でも、公共バスでも、長距離移動で疲れた体にうれしいのが温泉だ。十津川村には温泉地が3つある。十津川村の北の入り口、村役場や道の駅「十津川郷」辺りにある湯泉地温泉(とうせんじおんせん・単純硫黄泉)。上湯川上流の秘湯・上湯温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)。3つ目の十津川温泉は、1974年(昭和49)に二津野ダム湖ができた際に、ダム湖の景観を楽しめるよう造られた温泉街だ。源泉温度は70℃、ナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉で、切り傷ややけどなどに効くそう。温泉施設のほか、ガソリンスタンドや飲食店も多く、過ごしやすい地域だ。
村営駐車場のすぐそば、公衆浴場「庵の湯」
公衆浴場「庵の湯」は、村営の日帰り入浴施設だ。「ようこそ十津川温泉へ」の看板が目に入る国道168号沿い、奈良交通バス営業所と村営駐車場が並ぶ場所の真向いにあってわかりやすい。露天風呂もゆったりとした休憩所もない浴場だが、こぢんまりとした木の浴室で、極上の湯を手軽に満喫できる。無料で利用可能な飲泉場や足湯もある。なお、奈良交通バス営業所と村営駐車場の間には、源泉温泉を販売するスタンドもある。ポリタンクなどがあれば、ガソリンを給油するときのような操作で持ち帰りができる。
平谷地区交流センター「いこら」
村内に足湯は多くあり、平谷地区地域交流センター「いこら」もそのひとつ。村営駐車場の向かい、公衆浴場「庵の湯」の前の細い道を2分ほど進むと、左手に大きな「いこら」の横断幕の看板が見えてくる。半屋外のスペースに並ぶ足湯・手湯・飲泉は無料。「いこら」は日替わりで地元産野菜や軽食などを販売し、カフェの営業を行っており、出店者によっては思いがけない地元の話も聞けるかも。
スポット詳細
- 住所
- 奈良県吉野郡十津川村平谷・武蔵・出谷 地図
- エリア
- 天川村・十津川村エリア
- 電話番号
- 0746630200
- 泉質
- 単純硫黄泉、ナトリウム-炭酸水素塩泉等
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、皮ふ病、糖尿病、痔疾、婦人病等
- 泉温
-
[十津川温泉]70℃
[上湯温泉]82℃
[湯泉地温泉]60℃ - 源泉数
- 3
- 湯量
-
[十津川温泉]800リットル/分
[上湯温泉]120リットル/分
[湯泉地温泉]600リットル/分 - 日帰り温泉施設数
- 6
情報提供: ナビタイムジャパン