和倉温泉
波穏やかな七尾湾を望む、潮風と歴史が香る温泉地
源泉で温泉玉子作りに挑戦
開湯1200年という長い歴史を紡いできた和倉温泉。傷を負ったシラサギがぶくぶくと泡立つ海面で身を癒やしていたことから発見されたという開湯伝説が伝えられる。温泉街の中心にある湯元の広場には、これにちなみ、2羽のシラサギのブロンズ像が設置されている。絶えず源泉が流れ込む湯壺では飲泉のほか温泉玉子作りもできる。専用のカゴに卵を入れて湯壺にそっと沈め、10-15分ほど待てば、とろりと半熟でほのかな塩味の温泉玉子が完成。その場で食べるも良し、自分用のお土産として持ち帰るのも良しだ。
湯の街ならではのあったか施設
「温泉や足湯を楽しみたいけれど、着替えや準備が面倒」と感じることもあるのではないだろうか。そんなときは、弁天崎源泉公園を訪れたい。手を浸し指先から全身を温める「手湯」や約80度という源泉の熱で座面を温めた「あったかベンチ」など豊富な湯を活用したユニークな施設があり、服を着たまま短時間で温泉気分を味わえる。温泉玉子作りができる湯元の広場からも近いため、「手湯」や「あったかベンチ」で温まりながらできあがりを待つのも和倉ならではの過ごし方だ。
散策しながら福の神巡りも
温泉街に点在する7人の神様像を巡る「七福神福々めぐり」は、和倉の見どころや歴史ある寺社仏閣をくまなく訪れることができる、散策にもってこいのプログラム。総湯には長寿の神様である寿老神、湯元の広場には商売繁盛の恵比寿、弁天崎源泉公園には芸事を司る弁財天など各所にちなんだ神様の石像が置かれており、徒歩で約1時間、自転車なら約30分でひと回りできる。観光案内所や宿で配布している「和倉温泉散歩マップ」の裏面を台紙にすれば、スタンプラリーとしても楽しめる。
ロケーション抜群の開放的な足湯
湯元の広場から近代的な宿が立ち並ぶ通りを歩くこと約10分。湯っ足りパーク内にある和風建築「妻恋舟の湯」は、誰でも無料で利用できる足湯だ。左手にツインブリッジのと、右手に能登島大橋、そして目前に七尾湾を望む開放的なロケーションで人気。施設内にはウッドデッキも整備されており、足湯で温まった体を潮風でクールダウンするのも気持ちがいい。隣接する芝生公園には、和倉温泉のPRキャラクター、わくたまくんに出会える「わくたまくん広場」があり、ベンチに腰掛けたり、バイクにまたがったりする愛らしいわくたまくんに心がなごむ
スポット詳細
- 住所
- 石川県七尾市和倉町 地図
- エリア
- 七尾エリア
- 電話番号
- 0767621555
- 泉質
- ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾等
- 泉温
- 89-98℃
- 源泉数
- 4
- 湯量
- 約1388リットル/分
- 日帰り温泉施設数
- 1
情報提供: ナビタイムジャパン