おび天蔵
飫肥城下町で江戸時代から数百年続く郷土の味
江戸時代に飫肥藩伊東氏の城下町として栄えた飫肥の名物が、飫肥の天ぷら「おび天」。アジやシイラなど日南海岸で水揚げされた新鮮な魚をすり身にして、油でこんがりとキツネ色に揚げる。見た目はさつま揚げと似ているが、おび天は豆腐を加え、味付けに黒砂糖と味噌を使っているのが特徴。食感はふんわりとやわらかく、黒砂糖の甘味と味噌の風味が味をいっそう引き立てる。栄養豊富なたんぱく源として、古くから庶民に親しまれ、伊東家のお殿様も好物だったとか。飫肥城大手門の近くに立つ「おび天 蔵」は、昔ながらの製法で庶民の味を今に伝える人気店。店頭でおび天の実演販売をしており、揚げたて熱々を食べられるのがうれしい。また1階奥に食堂があり、定食メニューを提供している。おび天とともに、かに巻汁(カニをすりつぶした味噌汁)、まだか漬け(切り干し大根の甘酢漬け)といった郷土の味を楽しんでみたい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 仄かな甘味が…
- 飫肥城址から直ぐの場所に立地。コロナ禍で店内飲食がやっていなかったので今回は持ち帰りでおび天と厚焼を購入。魚のすり身に豆腐と味噌・黒砂糖を練り込んだおび天は味噌の風味と仄かな甘味が。厚焼は表面がプリンの様な卵焼き。どちらも飫肥の郷土料理、大変美味しゅうございました。
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- ごぼう天
- 飫肥城跡の駐車場近くにあります。実際におび天を作っているところが時間帯によっては見ることができます。お腹が空いてなかったので食べ歩き用に、ごほう天を(240円)を購入。甘すぎず、食べやすく美味しかったです。
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- 飫肥のさつま揚げ「おび天」をいただきました
- 飫肥城の近くの大きな駐車場から大手門通りへ出る角に、こちらのお店、「おび天 蔵」がありました。 私たちは飫肥の城下町を巡った後、駐車場へ向かっていました。「あゆみちゃんマップ」という入館券に食べ歩きもできるチケットがついた観光マップを片手に歩いていましたが、そのチケットがこちらのお店で使えました。「おび天ぷら」と「おびあげ」というさつま揚げをいただきました。揚げたての天ぷらは、どちらもおいしか...
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