亜熱帯植物楽園 由布島
水牛車に揺られながらのんびり渡る亜熱帯植物園
由布島名物の水牛車で海を渡る
由布島へのアクセスは、まず石垣島の石垣離島ターミナルから定期船で西表島の大原港へ渡り(約40分)、大原港から路線バスに乗って「由布水牛車乗場」で下車(約25分)。目の前に水牛が見えているが、まずは「旅人の駅」に立ち寄ってチケットを購入しよう。西表島と由布島の間は、満潮時でも水深が1m程度の浅瀬の海なので歩いて渡ることもできるのだが、やはりここは名物の水牛車に乗って向かいたい。わずか15分程度の旅路だが、ガイドが弾く唄三線の音色と水牛の歩み、そしてゆったりと流れる雲のリズムが絶妙なハーモニーを奏で、癒やされること間違いなしだ。由布島の水牛は、台湾から稲作のためにやってきた水牛の末裔で1頭1頭に名前と個性があり、その話を聞くのも楽しい。
見どころいろいろ、植物のテーマパーク
島全体が亜熱帯植物園になっている由布島に上陸したら、帰りの水牛車の時間に合わせて思いおもいの時間を過ごそう。ヤシやガジュマルなど常緑の植物たちの力強さや、艶やかな南国の花々の美しさを心ゆくまで堪能したい。また、オオゴマダラをはじめとする珍しいチョウが飛び交う「蝶々園」や、色とりどりのブーゲンビレアが咲き誇るガーデンに果樹園、休日を過ごす水牛たちがリラックスしている「水牛の池」、小浜島(こはまじま)を望むマンタの浜などもある。歩き疲れたら八重山フレーバーのジェラートを味わえる由布茶屋や、バラエティ豊かなお土産店で休憩するのも良い。
おじぃの夢が込められた由布島の歴史
島を歩いていると、1970年(昭和45)に廃校になった「由布島小中学校の跡地」の看板に出合う。由布島にはかつて多くの住民が住んでいたが、1969年(昭和44)の台風11号の高潮で大きな被害を受け、住民のほとんどが西表島に移住。そんななか、西表正治さんご夫妻だけが島に残り、「この島をいつかハワイのような楽園にしよう」と夢見て水牛で開墾し、ヤシの木や亜熱帯の花々を少しずつ植え続けたことで現在の庭園のような由布島が生まれたという歴史がある。
スポット詳細
- 住所
- 沖縄県八重山郡竹富町古見689 地図
- エリア
- 八重山諸島エリア
- 電話番号
- 0980855470
- 時間
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9:30-16:00(入園締切15:15)
※潮の高さにより開園が遅くなる場合あり - 休業日
- 年中無休(台風や強風などで休園になる場合あり)
- 料金
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【入園料】
[大人(中学生以上)]1,760円
[小人(小学生)]880円
[小学生未満]無料 - 駐車場
- あり
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン