分館 棟方志功記念館 愛染苑
世界的作家の創作の原点が、ありのままの姿で残る
美術好きや棟方志功ファンなら、福光美術館から車で10分ほどの場所にある分館の棟方志功記念館 愛染苑(あいぜんえん)へも足を運んでみるといい。棟方が疎開当時に暮らした旧住居「鯉雨画斎(りうがさい)」と、彼のよき理解者で仕事も手伝った石崎俊彦の旧住宅=民藝館「青花堂(しょうげどう)」などが、当時の姿のまま残されている。最大の見どころは、アトリエを兼ねていた住まいの座敷や風呂、トイレの壁や天井まで、棟方が住居のいたるところに直接描いた作品の数々だ。8畳の座敷には鯉やナマズ、厠(かわや)には生きいきとした天女や菩薩像が残る。40代前半の働き盛りの棟方が発した、あふれんばかりの創作意欲のすさまじさをマジマジと感じることができる。さらに、表の庭を見渡せば、山登りが好きだった棟方らが持ち帰って植えた花々が、今も可憐な花を咲かせている。予約をしておくと当時の暮らしぶりや美術サロンの役割を果たした福光の土壌など、知識豊富な職員からより詳しい解説を聞くことができるのでおすすめ。
スポット詳細
- 住所
- 富山県南砺市福光1026-4 地図
- エリア
- 南砺・五箇山エリア
- 電話番号
- 0763525815
- 時間
- 9:00-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 火(祝日は開館、翌日休館)、年末年始
- 料金
- [入館料]一般310円、高大生200円、中学生以下無料
- 駐車場
- あり 20台
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン