会津民俗館

資料/郷土/展示/文学館

郷土民芸品、赤べこの絵付け体験をしてみよう

黒斑点は天然痘(てんねんとう)の病跡を表す。赤べこを持った子がはやり病にかからなかったので、厄災除けとして贈るようになった} 黒斑点は天然痘(てんねんとう)の病跡を表す。赤べこを持った子がはやり病にかからなかったので、厄災除けとして贈るようになった

会津民俗館は民具や古民家を中心に、会津地方の暮らしを紹介する。入り口の左手にある展示室には、県指定重要有形民俗文化財のサシコ(農家の仕事着)や寝具、会津絵ろうそくの制作に使われた道具などを展示している。中庭には、会津地方の重要建築物を移築し、公開。1773年(安永2)に建てられた県重要文化財「旧佐々木家住宅」や国指定重要文化財「旧馬場家住宅」などを見学すると、当時のこの地方の暮らしぶりをうかがえる。会津文化に手軽に触れられるのが「赤べこの絵付け体験」(970円)。「赤べこ」は首を振る赤い牛の郷土玩具だ。約1300年前に名僧徳一大師(とくいつたいし)が会津柳津(現在の河沼郡柳津町)に福満虚空蔵堂(ふくまんこくぞうどう)を建てたとき、黙々と働いていた赤い牛が完成と同時に堂前で石化し守り神になり、その牛を供養する意味で作られるようになったといわれている。木型に和紙を張り付けた張り子の赤べこに、白と黒の顔料絵具で顔や模様を描いていく。手で支える部分を考えながら描いていくので意外と頭を使う。胴体部に花を描いたり、足に色を塗って靴下を履かせたり、耳にリボンを付けたりと、オリジナルの絵柄を描けるのが楽しい。

藍染めの木綿生地に白や藍色の木綿糸で伝統的な模様を施した「サシコワンバリ」。多数の糸が差し込んであるのが特徴} 藍染めの木綿生地に白や藍色の木綿糸で伝統的な模様を施した「サシコワンバリ」。多数の糸が差し込んであるのが特徴

名主を務めていた民家の旧佐々木家住宅。奥には曲家(まがりや)の厩中門造りという独特な建て方の中流農民の家、旧馬場家住宅がある} 名主を務めていた民家の旧佐々木家住宅。奥には曲家(まがりや)の厩中門造りという独特な建て方の中流農民の家、旧馬場家住宅がある

魔除けや縁起物として親しまれる赤べこ。絵付けが終わったら箱に入れて持ち帰ろう} 魔除けや縁起物として親しまれる赤べこ。絵付けが終わったら箱に入れて持ち帰ろう

スポット詳細

住所
福島県耶麻郡猪苗代町三ツ和 map map 地図
電話番号
0242652600
時間
[4/1-10/31]9:00-17:00(最終入館16:30)
[11/1-3/31]9:00-16:30(最終入館16:15)
休業日
[3/21-11/19]火(春休み、ゴールデンウィーク、夏休み期間中、祝祭日は除く)
[11/20-3/20]火-金(年末年始と、火・金が祝祭日の場合は開館しております)
料金
[入館料]大人500円、大学生・高校生・中学生360円、小学生260円
駐車場
あり(大型車30台、普通車200台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(フリー)
コンセント口
あり(10口)
喫煙
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

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最寄り

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