八幡山城跡
琵琶湖や比良山系を望む山城跡で豊臣秀次に思いを馳せる
山頂散歩の所要時間は一周30~60分
標高271.9mの八幡山山頂へは、「八幡山ロープウェー」でわずか4分という好アクセス。山頂駅のすぐそばに山頂全体を案内する大きな看板があるほか、道中の分かれ道には距離や所要時間を記した案内表示も立っているので、地図がなくても安心だ。木漏れ日がすがすがしい散策道を進んでいくと、ほどなくして「おねがい地蔵堂」が現れる。観音様を祀るお堂で、こちらに32体、その先にある村雲御所 瑞龍寺門跡の本堂に33体目が祀られており、除災招福のご利益があるという。地蔵堂を過ぎると分かれ道がある。左は西の丸跡へ、右が瑞龍寺への道で、どちらを選んでも良いのだが、まずは瑞龍寺でお参りするのがおすすめだ。カエデに囲まれた石段の先に現れる山門をくぐろう。
豊臣秀次の菩提を弔う村雲御所 瑞龍寺門跡
八幡山城を築いた豊臣秀次は、秀吉の養子となって関白の座を継いだが、秀吉の側室・淀殿のもとに秀頼が誕生したことにより28歳の若さで自害に追い込まれてしまった。瑞龍寺は、1596年(文禄5)、生母の日秀尼が秀次の菩提を弔うため京都の村雲(現在の堀川今出川付近)に建てた寺院がルーツで、昭和中期になりこの地に主要な建物が移築された。2022年(令和4)春に新たな住職を迎えるのを機に境内が再整備され、見どころが増えている。本堂に上がって手を合わせることは自由にでき、回廊から先が有料拝観エリア。回廊を彩る金縁の鮮やかな蓮の絵や、端正な石庭、能舞台にも注目だ。
八幡山城の跡を訪ね歩く
続いては、八幡山城の跡を訪ね歩く。築城当時は、最頂部に本丸を設け、周囲には二の丸、西の丸、北の丸を、南西の尾根上には出丸を配置し、要塞のような造りであったという。瑞龍寺の山門を出て左手を道なりに進むこと5分、北の丸跡に着く。ここからは琵琶湖の内湖である西の湖や、織田信長が築いた安土城の跡、近江国守護・佐々木六角の居城であった観音山城の跡が望める。北の丸跡から道なりに3分ほど歩くと、西の丸跡に着く。琵琶湖や彼方にそびえる比叡山と比良山系、琵琶湖岸の長命寺山などが望める。さらに3分ほどで山頂駅そばの展望館に到着。この付近が二の丸の跡で、八幡山城巡りの終着点となる。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県近江八幡市宮内町 地図
- エリア
- 近江八幡エリア
- 電話番号
- 0748320303
- 時間
-
9:00-17:00(季節・行事により随時延長)
※ロープウェーは毎時15分間隔で発車(上り最終16:30) - 休業日
-
無休
※八幡山ロープウェーは2月に点検整備による休業期間があります。 - 料金
-
【ロープウェ-(片道)】
[大人(12才以上)]540円
[子供]270円
【ロープウェー(往復)】
[大人(12才以上)]950円
[子供]480円 - 駐車場
-
なし
※ロープウェー利用者用の無料駐車場はあります。徒歩で登られる場合は八幡山公園駐車場(無料)をご利用ください。 - クレジットカード
-
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club)
※八幡山ロープウェーにて使用可 - 電子マネー/スマートフォン決済
-
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、その他)
※八幡山ロープウェーにて使用可 - Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
- ※電話番号は八幡山ロープウェーのものです。
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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