国営木曽三川公園 138タワーパーク
地上100mから濃尾平野の大パノラマを楽しめる公園
木曽川河畔の豊かな自然を感じて
東海北陸自動車道、あるいは国道22号線を走ると、愛知と岐阜の県境に流れる木曽川近くに大きなタワーが見えてくる。ここが愛知県一宮(いちのみや)市の138タワーパークだ。敷地面積は約26万平方メートルと広大。シンボルとなる「ツインアーチ138」が園内の西側に立ち、東に向かって花壇や遊具のほか、多彩な施設が点在している。木曽川の源流から海までの流れをイメージしてデザインされたバラ園「ローズストリーム」、地上3~5mの高さで森のなかを散策できるデッキ「樹冠回廊」など、公園全体が木曽川河畔の豊かな自然を感じられる造りとなっている。
「タケノコ工法」で地上から継ぎ足して建設
ツインアーチ138は一宮の市名にちなみ最高部138m、展望階が100mの高さを誇る。2本の双曲線アーチと中央のエレベーターシャフトを、木曽三川の雄大な流れに見立てて設計された。建設には全国でも珍しいリフトアップ工法を採用。展望階を含むタワー頂部を地上で組んでから油圧ジャッキでリフトアップしていき、下部に部材を継ぎ足し高くしていったことから、通称「タケノコ工法」と呼ばれている。展望階からは360度のパノラマが広がり、御嶽山や乗鞍岳など岐阜方面の山々のほか、木曽三川がはぐくんだ雄大な濃尾平野の姿を堪能できる。展望階のラウンジでドリンクのほか、一宮産の卵やはちみつを使った軽食をいただきながらのんびり楽しみたい。天気予報で色を変えるユニークなライトアップも評判で、晴れならオレンジとピンク、雨ならパープルとブルーなど、同系色を30分おきに交互に点灯させている。
遊びながら自然との付き合い方を学ぶ
園内は季節ごとに多くの種類の花が咲き、スタッフが随時SNSなどで花情報を発信。春の桜、夏のアジサイ、秋のコスモス、冬から春にかけてビオラやパンジーなど、いつ訪れても色とりどりの四季の花風景を楽しむことができる。「さくら祭り」や「ローズフェスタ」など、花にちなんだイベントも多い。また、自然体験プログラムにも力を入れており、森や池など手つかずの自然を再現した「もくもくパラダイス」を中心に、クラフト体験や親子自然工作教室などを随時開催。子どもが遊びながら自然との理想的な付き合い方を学べる企画が多彩だ。木曽川河畔で暮らした人の知恵が息づく細長い石積み「猿尾堤(さるおつつみ)」も園内にそのまま残され、復元されている。
子どもの楽しめる遊具や施設などがそろう
このほか園内には子どもが喜ぶ遊具や隣接するサイクリングロードを利用するレンタサイクル、施設などがいくつもそろう。「フワフワドーム」は大きなクッションのような遊具で、飛んだり跳ねたりする子どもたちの歓声がいつも響いている。12種類のスライダーやネットの架け橋などが組み合わされた大型複合遊具「わくわくスライダー」も大人気だ。木立のなかにある「やすらぎの池」では、春から秋にかけて水遊びを楽しめる。池は浅く、大人も入れるので安心だ。なお、園から約1km北には「河川環境楽園」があり、徒歩15分程度で行ける。たとえば午前は138タワーパーク、午後は河川環境楽園といったスケジュールで、自然と触れ合いながら一日楽しむことも可能だ。
スポット詳細
- 住所
- 愛知県一宮市光明寺字浦崎21-3 地図
- エリア
- 尾張北部エリア
- 電話番号
- 0586517105
- 時間
-
9:30-17:00
[8/13-15、11/23-12/25]9:30-21:00
※上記以外にもイベント等で開演時間が変更となる場合があります - 休業日
- 第2月(8月・12月を除く。祝の場合は直後の平日)
- 料金
-
【公園】無料
【ツインアーチ138展望階】
[大人(15歳以上)]500円
[小人(6歳以上15歳未満)]200円
[5歳以下]無料 - 駐車場
- あり(900台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(交通系IC)
- Wi-Fi
- あり(いちのみやフリーWi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(園内3ヶ所に喫煙所あり)
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分(タワー展望階は30分目安)
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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