上野公園

公園/緑地

歴史ロマンを感じられる市民憩いの都市公園

伊賀・上野エリアにおける観光の中心であり、市民憩いの場でもある緑豊かな公園。園内には「伊賀上野城」や「伊賀流忍者博物館」、「芭蕉翁記念館」など名所・旧跡が多くあり散策が楽しい。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、多くの人が来園する。

現在の天守閣は昭和に建てられたもので、正式名称は「伊賀文化産業城」} 現在の天守閣は昭和に建てられたもので、正式名称は「伊賀文化産業城」

伊賀市のシンボルである伊賀上野城

伊賀鉄道上野市駅から上野公園の南側の入り口にある上野公園観光案内所までは、徒歩約3分と電車でのアクセスも容易。観光案内所から「芭蕉翁記念館」までは徒歩約3分、「伊賀流忍者博物館」までは徒歩約6分、「伊賀上野城」までは徒歩約8分という距離感だ。伊勢津藩の初代藩主・藤堂高虎によって築かれた高石垣の上に建つ伊賀上野城は、上野公園の中心的存在。現在見られる天守閣は、1935年(昭和10)に完成した木造模擬天守で、その優美な姿から「白鳳城」とも呼ばれている。

高さ約30mの「高石垣」は、築城の名手として知られる藤堂高虎によって築かれた} 高さ約30mの「高石垣」は、築城の名手として知られる藤堂高虎によって築かれた

城内には伊賀の伝統産業である伊賀焼や武具などが展示されている} 城内には伊賀の伝統産業である伊賀焼や武具などが展示されている

伊賀流忍者について学べる体験型博物館

伊賀といえば「忍者」やこの地に生を受けた「松尾芭蕉」が有名で、園内には関連する施設や建築が多くある。まず、伊賀忍者の歴史や魅力に触れられる「伊賀流忍者博物館」は必見。一見普通の農家に見える「忍者屋敷」には、火薬の調合方法や忍術などの秘密を守るために、どんでん返しや隠し階段、仕掛け戸、隠し刀などの仕掛けが設置されている。一部のからくりは体験することも可能。約200点の忍具を展示する各資料館では、未だ謎が多い忍者の真実に迫ることができ興味深い。伊賀忍者特殊軍団・阿修羅による忍術実演ショーも見ものだ(入館料とは別料金)。

江戸時代末期の土豪屋敷を移築した「からくり忍者屋敷」} 江戸時代末期の土豪屋敷を移築した「からくり忍者屋敷」

各資料館では、忍者の歴史や生活について紹介。手裏剣などの展示もある} 各資料館では、忍者の歴史や生活について紹介。手裏剣などの展示もある

芭蕉の句の世界に浸ったあとは俳聖殿へ

松尾芭蕉関連の見どころとして、まず訪ねたいのは「芭蕉翁記念館」。近世から現代にいたる連歌俳諧に関する資料などが数多く展示されている。なかには芭蕉直筆の色紙など、貴重な展示も多い。年に4回、企画展も開催されるので日程を合わせて訪れてみてはいかがだろう。芭蕉について深く学んだあとは、園内の「俳聖殿」へ。芭蕉の生誕300年を記念して、1942年(昭和17)に建てられ、2010年(平成22)に国の重要文化財に指定された。内部には等身大の芭蕉座像が安置。命日にあたる10月12日の芭蕉祭で公開される、その姿は必見だ。

1959年(昭和34)に松尾芭蕉を顕彰する目的で開館された「芭蕉翁記念館」} 1959年(昭和34)に松尾芭蕉を顕彰する目的で開館された「芭蕉翁記念館」

スポット詳細

住所
三重県伊賀市上野丸之内122-1 map map 地図
電話番号
0595229731
時間
24時間(公園内各施設については、各施設へ要問い合わせ)
休業日
無休(公園内各施設については、各施設へ要問い合わせ)
料金
無料(公園内各施設については、各施設へ要問い合わせ)
駐車場
あり(234台)
※有料
備考
[都市計画課]0595-22-9731

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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