高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

美術館

『ドラえもん』『キテレツ大百科』を生んだ国民的なまんが家、藤子・F・不二雄の足跡をたどろう

「ドラえもん」をはじめ、多くの人気キャラクターを生み出した藤子・F・不二雄のさまざまな作品を通じて、作者が伝えたかった想いに触れてみてはいかがだろうか。

ギャラリーの入り口はどこでもドアになっている} ギャラリーの入り口はどこでもドアになっている

キャラクター誕生までの軌跡

藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)は、1933年(昭和8)富山県高岡市に生まれた。小学校時代に安孫子素雄さんと出会い、1953年(昭和28)にペンネームを藤子不二雄とした。『オバケのQ太郎』や『パーマン』『ドラえもん』など、人気作品を次々と世に送り出し、児童まんがの新時代を築いたとされる。1987年(昭和62)に藤子不二雄のコンビを解消し、藤子・F・不二雄として創作活動を続け、1996年(平成8)に生涯を閉じている。このギャラリーでは、藤子・F・不二雄の「原点としての高岡」にスポットを当てながら、高岡時代に描いたまんがの数々や愛用品などを通じてその足跡をたどり、どのようにキャラクターが生まれていったのか、その創作活動の一端を知ることができる構成となっている。

高校時代に全ページ手作りした回覧誌『少太陽』のほか、さまざまな原画が並ぶ} 高校時代に全ページ手作りした回覧誌『少太陽』のほか、さまざまな原画が並ぶ

企画展示室では、毎年新たな原画展を開催している。中央にはおなじみの土管も} 企画展示室では、毎年新たな原画展を開催している。中央にはおなじみの土管も

憧れの手塚治虫との出会い

「原点としての高岡」では、まず、プロローグとして、中学時代に制作した「反射幻燈機」を再現し、幼少・少年期の写真や高岡の風景が映像で流れている。中学1年生の時に見た『新寶島』に衝撃を受け、憧れの存在となった手塚治虫との出会いや、手塚からの手紙などを展示。また、ふるさとの高岡でさまざまな創作活動をしていた様子を紹介し、14歳のときに手作りしたといわれる冊子『妖怪島』の本文を全ページ見ることができる。まんが家を目指して上京した際に使った「カバン」を当時の決意とともに紹介している。さらに、「良質の娯楽を提供したい」と仕事に向かった姿勢の一端を、実際に使っていた愛用品から知ることができる。

オリジナルショートムービーは、ギャラリーだけでしか見られない} オリジナルショートムービーは、ギャラリーだけでしか見られない

まんがを自由に読むスペースも

「ドラえもん」コーナーでは、「ドラえもん」の各話のなかから少年時代に体験した高岡の景色を感じられる作品を展示している。また、ギャラリーショップにはふるさとギャラリー限定のグッズがあり、まんがの1ページをそのままポストカードにしたものや、お菓子、マグカップ、キーホルダーなどが販売されている。また、「まんがライブラリー」は、まんがを自由に読むことのできるスペースで、時間を忘れて親子でまんがを読んでいる姿が見られる。ギャラリーショップには、高岡の伝統産業である高岡銅器で制作した「ドラえもん」の像がある。ファンならその世界観にどっぷりと浸かれる仕掛けがいっぱいなので、一度は足を運んでみたい。

ファンなら絶対欲しくなるグッズが並んでいる} ファンなら絶対欲しくなるグッズが並んでいる

ドラえもんと一緒に写真を撮ることができる } ドラえもんと一緒に写真を撮ることができる 

(C)Fujiko-Pro

スポット詳細

住所
富山県高岡市中川1-1-30 高岡市美術館2F map map 地図
エリア
高岡エリア
電話番号
0766201170
時間
9:30-17:00(最終入館は16:30まで)
休業日
月(祝・休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始(12/29-1/3)
料金
【観覧料】
[一般・大学生]500円
[高校生・中学生]300円
[小学生・幼児]200円
[4歳未満]無料
※団体(20名以上)割引あり
駐車場
あり(83台)
※高岡市美術館地下駐車場(2時間まで駐車料金無料)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、Kitaca、TOICA、SUGOCA、manaca、nimoca、ICOCA、はやかけん)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
備考
(C)Fujiko-Pro

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 藤子F不二雄の世界に浸れるギャラリー
    4.0 投稿日 : 2023.04.25
    ドラえもんをはじめとした藤子F不二雄の作品を味わうことのできるギャラリー。入り口からしてワクワクです。何せどこでもドアですからね。そこをくぐり抜けると、藤子F不二雄の歴史を知ることができる展示物がたくさんあります。そして、ここでしか見ることのできないアニメビデオの上映は楽しいです。大人も子供も夢中になることでしょう。高岡駅からは氷見線で1駅の越中中川駅、または万葉線で広小路駅で下車し...
  • 高岡市美術館内にある藤子・F・不二雄のギャラリー
    4.0 投稿日 : 2022.12.13
    高岡市内でドラえもんが描かれた市電を見て、高岡市美術館にドラえもんの作者の藤子・F・不二雄のふるさとギャラリーへ行ってみました。美術館の駐車場に駐車して2階に上がるとギャラリーがあり、ギャラリーのみの入場料が必要です。ドラえもんだけでなく、初期のお化けのQ太郎など懐かしいキャラクターに加え、藤子不二雄Aさんと出会った高岡ならでは展示品に時間を忘れて楽しめました。翌日には隣の氷見市にある藤子不二雄A...
  • 思ったよりも楽しめた
    5.0 投稿日 : 2022.09.27
    美術館の2Fが藤子F不二雄のコーナーのようになっていて入場券も別のものになっていました。ドラえもんも初期はかなり違う画風なのがわかります。さすがアジアではかなり人気のアニメ作品が多いからかビデオ上映は英語の字幕付きでした。アニメの藤子作品のキャラクターが一度に出て来るもので、しばらく見入ってしまいました。ギフトショップが隣にあります。内部はさすがに撮影禁止です。建物内入り口前に撮影用にドラえもんが...

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アクセス

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最寄り

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