苗場山
新潟と長野の県境に位置する標高2,145mの火山。上信越高原国立公園内にあり、山頂には伊米神社が祀られ、昔から「稲作の神様」として人々に親しまれている。山頂付近には湿地帯が広がり、ミヤマホタルイなどの美しい高山植物の群落が多く見られる。その美しさは、環境省の「日本の重要湿地500」に選ばれるほど。冬になると山麓のスキー場は多くの人で賑わう。また、登山ルートもいくつか整備されていて、登山ができる6月下旬-10月中旬には、多くの登山客が訪れている。