翁知屋
岩手県特産の漆と金を使った伝統の秀衡塗(ひでひらぬり)
岩手県で伝統的に作られている漆器・秀衡塗。平安時代に奥州藤原氏第3代当主・藤原秀衡が京より職人を呼び、地元特産の漆と金を使った器を作らせたことが起源といわれる。翁知屋は明治から約150年続く漆塗の工房で、現在が5代目。黒と朱の無地の漆器を作っていたが、先々代が古代秀衡塗の箔を塗る技術を復元させて今にいたる。特に「秀衡塗 翁皿 椿紋」は日本を代表する工芸品。2020年(令和2)には、日本で開催された国際的スポーツ大会で委員や国家元首向けの大会記念品に選ばれた逸品だ。併設する「うるし塗体験工房KURAS」では、漆の勉強会や工房見学(お土産漆箸付1100円)のほか、本うるし塗り体験ができる(1週間前までに要予約。箸4400円~)。店内に入ると、秀衡塗のお椀や盛り皿、酒器など、使うのがもったいないと思ってしまうほど見事な漆器が並び、その美しさに見とれてしまう。ふだん使いできるぐい呑みや夫婦箸なども販売しているので、手頃な漆器から生活に取り入れてみるのも趣があってよいのではないか。
スポット詳細
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関1-7 地図
- エリア
- 平泉・奥州・一関エリア
- 電話番号
- 0191462306
- 時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 火(午後)、水
- 料金
-
[箸・スプーン・ストラップ]4,400円
[コースター・銘々皿]5,500円 - 駐車場
- あり(15台)
情報提供: ナビタイムジャパン