天童温泉
将棋のまち、天童の知らない魅力を発見!充実の温泉旅を叶えよう
田園に湧き出た「美人の湯」天童温泉
少し変わった歴史をもつ天童温泉。1911年(明治44)、一面の田園風景のなか、水不足解消を目的に地下水脈を探していたところ温泉が湧いたという。開湯から100年以上が経った現在は10軒以上の宿が集まる温泉街として賑わっている。3つの源泉を有し、ナトリウムカルシウム硫酸塩泉の湯は芯から体が温まる。さらに「美人の湯」と呼ばれる所以の貴重なメタケイ酸も豊富に含まれており、旅行客だけでなく地元の人々からも愛されている名湯だ。温泉街には「天の湯」「童の湯」「駒の湯」と3か所の無料の足湯もあるのでぜひ街歩きの際に利用してみよう。天童温泉街へのアクセス方法は「山形新幹線」であれば天童駅で下車し徒歩で約15分。また「おいしい山形空港」からも近く、予約制の空港ライナーで約15分の距離だ。車なら東北中央自動車道の天童ICから約10分、山形自動車道の山形北ICからなら約15分だ。
湯巡りや散策をしながらローカルグルメを楽しもう
宿の夕食では、地産食材や山形名物をたっぷりと楽しめるだろう。おいしい地酒も豊富なので飲み比べも最高だ。そして、連泊が可能な場合におすすめしたいのが、1日は宿の夕食を楽しみ、もう1日は素泊まりまたは朝食のみのプランにしてローカルグルメを楽しむ旅プラン。こんな楽しみ方ができるのは、天童温泉が市街地の中心にある温泉街だからだ。温泉街の周辺には地元の人が利用する居酒屋や飲食店も多い。特に温泉街のすぐそばにある「と横丁」にはハシゴしたくなる飲食店が軒を連ねているのでぜひのぞいてみよう。また、山寺や銀山温泉、くだもの狩りが楽しめる果樹園などへもアクセスしやすく、県内観光の宿泊拠点にするととても便利な立地となっている。
「美人の湯」を満喫できるお得なチケットは要チェック
とにかく温泉を満喫したい!という人には2つの旅館の温泉をはしご湯で楽しめる、お得な「湯めぐりチケット」がおすすめ。さらに、特別割引で対象旅館の温泉に入ることができる「天童温泉パスポート」といった天童温泉のファンにはたまらないチケットが取りそろえられている。気になる各種チケットは対象旅館のフロント、もしくは(株)DMC天童温泉で購入することが可能だ。また、天童温泉の各宿ではバリアフリーなどユニバーサルデザインの導入を進めており、さらに多くの人が安心して旅行や温泉を楽しんでもらえるよう生まれ変わりつつあるという。人々が暮らす街並みに溶け込む温泉街では、山形の美食美酒にとどまらず、ローカルグルメや地元スイーツも楽しめるプランを立ててみると、より深い魅力を発見できるだろう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン