西吾妻スカイバレー
県境まで続くつづら折りの道
西吾妻スカイバレーは桧原湖の北にある早稲沢(わせざわ)地区と山形県白布温泉を結ぶ全長17.8kmの山岳道路だ。東鉢山の山麓を走り、道路の最高峰である白布峠(標高1410m)を境に福島県と山形県に分かれている。戦国時代、山形県の米沢藩と会津藩で合戦が行われたときは、この峠を徒歩や馬で越えていったという。スカイバレーの特徴は、高低差約600mある山並みを一気に上って、一気に下るところだ。そのため、早稲沢地区から走り始めて数キロは緑に囲まれたまっすぐな道が続くが、しばらくすると、急に坂道に差しかかり、道路もヘアピンカーブが続く。ヘアピンカーブで有名なところが「東鉢山七曲り」だ。眼下にはつづら折りの道が続き、正面には磐梯山と桧原湖を見渡すという、絶好の展望スポットにもなっている。駐車スペースもあるので、ドライブ途中でその景色を眺める観光客も多い。さらに進むと県境の白布峠が見えてくる。峠は園地になっており、広々とした駐車場に、休憩スペースが設けられている。天気がよければ、吾妻連峰、飯豊連峰などを見渡せ、裏磐梯の景色とはまた違った風景を楽しめる。また、秋にはブナやダケカンバなどが美しく色づき、紅葉を楽しみに多くの観光客が訪れる。
スポット詳細
- 住所
- 福島県北塩原村・山形県米沢市 地図
- エリア
- 置賜エリア
- 時間
- 4月中旬-11月中旬
- 休業日
-
11月上旬-4月中旬まで冬期閉鎖
10月下旬、5月上旬は夜間通行止め(17:00-翌7:00)の期間あり
情報提供: ナビタイムジャパン