蕪嶋神社
八戸市が誇るパワースポット・蕪島にたたずむ神社
漁師の守り神が祀られる神社
種差海岸から海岸線沿いに八戸市内に向かうと、右手に小高い丘の上にたたずむ神社が見えてくる。それが「蕪嶋神社」だ。1296年(永仁4)、海中から弁天様の尊像御鏡が浮かび上がってきたのを蕪島に祀ったことが始まりといわれ、以来「蕪島の弁天様」として信仰の対象とされてきた。弁財天は商売繁盛、子孫繁栄にご利益があるといわれ、漁業の守り神でもある。またこの地で繁殖するウミネコは、漁師の間では魚の居場所を知らせ、富をもたらす「弁天様の使い」として大切にされてきた。それもあり、蕪島全体がウミネコの一大繁殖地となっている。ちなみに、空を飛ぶウミネコのフンが直撃した人は、蕪嶋神社で「会運(かいうん)証明書」をもらえる。残念がらず、「運がついた」と前向きに捉えよう。
誰でも気軽に試せるおすすめ参拝法
蕪嶋神社はその名前もあってか、「株が上がる」ご利益があるとして、財テク家の株価アップ祈願や「人としての株を上げたい」と願う人たちの聖地になっている。開運祈願にやってきた人々の参拝方法がまた独特。「運開きめぐり」という、ここ独自の参拝方法で、本堂に参拝する前に、一周およそ3分の社殿の周りを3周するというものだ。心身が祓い清められ、運が開けるといわれている。社殿の周りには、七福神像も祀られており、なかには、一体一体ていねいに手を合わせる参拝客の姿も。ただ、社殿の周りを回る際、眼下に見える奇岩や三陸の絶景に圧倒され、ついうっかり回った数を忘れないように注意したい。60日に一度訪れる弁財天のご縁日に参拝すれば、さらに効果アップといわれており、全国各地からご利益を求める人々が訪れるそう。
周辺整備も進み過ごしやすい環境に
蕪島周辺は、新社殿完成とともに整備が進められ、以前にも増して気軽に訪ねやすくなったと評判だ。駐車場や土産物店もできたほか、ビーチもきれいに改修され、訪れる人々が過ごしやすい空間へと進化した。また、蕪嶋神社のある蕪島は、福島県まで続く総延長1025kmもの超ロングトレイルコース「みちのく潮風トレイル」の起点でもある。震災や火災など、不幸な出来事を乗り越え、新しく生まれ変わった蕪島にぜひ開運祈願に行ってみよう。
スポット詳細
- 住所
- 青森県八戸市大字鮫町字鮫56 地図
- エリア
- 八戸・下北半島エリア
- 電話番号
- 0178342730
- 駐車場
- あり(50台)
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン