三忠食堂本店

食堂

伝統的な郷土麺料理「津軽そば」を食べられる老舗食堂

「津軽そば」630円。麺の上には、ナルトとネギ、海苔。ほんのりやさしい味わいの一杯だ} 「津軽そば」630円。麺の上には、ナルトとネギ、海苔。ほんのりやさしい味わいの一杯だ

1907年(明治40)創業と歴史は古く、2011年(平成23)公開の映画『津軽百年食堂』のモデルとなった食堂。ここの名物は「津軽そば」。現在4代目の黒沼三千男さんが昔ながらの味を守り続けている。津軽そばは麺に特徴がある。まず、そば粉と湯を混ぜあわせて「そばがき」を作り、水に浸してひと晩寝かせる。2日目はそれにそば粉と大豆粉を混ぜて練り上げ、もうひと晩寝かせる。そして3日目に製麺して茹で、提供直前に温め直すというもの。かけ汁のだしも特徴的で、この店ではイワシの焼き干しと昆布を使用。イワシの焼き干しは、昔から津軽地方の料理で使われてきた。陸奥湾で水揚げされ、頭と内臓を取り除いたおもにカタクチイワシなどのイワシを天日干ししてから焼き、また乾燥させる。この焼き干しを使うと、臭みがなくイワシのうまみが強いだしになるという。津軽そばは基本、温かいかけそばのみ。かけ汁は、一般的な日本そばで使うかつお節のだしとは異なり、すっきりしている。麺はもっちりとした食感にかすかな甘みがあって、三忠食堂ならではの特別な味わいだ。ちなみに、地元の人には、煮干しでだしをとった中華そばも好評だとか。

津軽そばに使うそば粉(右上)、大豆粉(左上)。焼き干しは店内の一角で販売もされている(500g 5000円)} 津軽そばに使うそば粉(右上)、大豆粉(左上)。焼き干しは店内の一角で販売もされている(500g 5000円)

地元で親しまれている気軽な雰囲気の食堂。津軽そば以外に、普通のそばや中華そば、うどんも提供している} 地元で親しまれている気軽な雰囲気の食堂。津軽そば以外に、普通のそばや中華そば、うどんも提供している

「津軽そばは家業として伝わっている作り方を守ってきた」と話す4代目の黒沼さんご夫妻} 「津軽そばは家業として伝わっている作り方を守ってきた」と話す4代目の黒沼さんご夫妻

スポット詳細

住所
青森県弘前市和徳町164 map map 地図
電話番号
0172320831
時間
11:00-L.O.19:30(桜祭り期間中は弘前公園内で営業)
休業日
駐車場
あり(6台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
コンセント口
あり(4口)
喫煙
不可
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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