千葉市科学館

博物館/科学館

「わくわくする体験」を。日常の身近なところから科学へ

「人が主役」となる参加体験型がコンセプトの科学館。自然科学、先端技術、地球環境、宇宙などの科学を、子どもから大人まで楽しめる展示で紹介する。市民に向けた講座や実験教室など、千葉市科学館ならではの企画もめじろ押しだ。

10階の「ジオタウン」に展示された小惑星探査機「はやぶさ2」の10分の1模型} 10階の「ジオタウン」に展示された小惑星探査機「はやぶさ2」の10分の1模型

最新の科学の展示が楽しめる科学館

千葉市科学館があるのは、JR千葉駅から徒歩15分ほどの場所にある複合施設「Qiball(きぼーる)」の中。ガラス張りのアトリウムの建物に入ると、10階までの吹き抜けの空間が広がり、蜂の巣のような巨大な球体が宙に浮いている。これが科学館のプラネタリウムというから驚きだ。直通のエレベーターで科学館へ。7階がエントランスで、8階から10階へと科学館の展示が続いている。科学館がオープンしたのが2007年(平成19)。2022年(令和4)には常設展示の大幅なリニューアル工事が行われ、最新の科学を取り上げた展示が新しく加わった。館内には150もの体験展示があり、科学の原理をわかりやすい展示で楽しく学ぶことができる。

公共施設と商業施設が入った「Qiball(きぼーる)」の7階から10階に科学館がある} 公共施設と商業施設が入った「Qiball(きぼーる)」の7階から10階に科学館がある

3つのタウンからなる科学の世界へ

7階からはエスカレーターで8階の「ワンダータウン」へ。音・光・数・形など身近な事象をテーマにしたフロアで、たとえば斜めに傾いた部屋や鏡に映すと姿が変わって見える「変身立体」など、小さな子どもでも感覚で楽しめる展示が多い。9階の「テクノタウン」は、テクノロジーや新しい技術をテーマにしたフロア。展示のなかでも目をひくのが、有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型。自動車が動く仕組みを直接目で確かめることのできるスケルトンカーも子どもたちに人気だ。10階は宇宙や地球、自然をテーマにした「ジオタウン」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得て「はやぶさ2」や月面探査車「ルナクルーザー」の模型などを展示している。各フロアには青いベストを着た科学館のスタッフが常駐。緑のベストを着たボランティアの姿もあり、わからないことがあったら気軽に声をかけてみよう。ていねいに対応してくれる。

鏡に映すとまるで別の物体に置き換わったような「変身立体」。視覚、錯覚の不思議を体験する} 鏡に映すとまるで別の物体に置き換わったような「変身立体」。視覚、錯覚の不思議を体験する

「しんかい6500」を再現した模型にはコックピットが再現され、乗船体験もできる} 「しんかい6500」を再現した模型にはコックピットが再現され、乗船体験もできる

昆虫の標本を拡大して見てみると……。細部には驚きや発見がたくさん} 昆虫の標本を拡大して見てみると……。細部には驚きや発見がたくさん

プラネタリウムや「土日講座」、ワークショップも

7階に戻り、今度はプラネタリウムへ。県内最大の内径23mのドームスクリーンが圧巻で、最新式の投影機を導入し、1000万個を超える星を投影している。双眼鏡やオペラグラスを持参すればさらに精緻な銀河を楽しめるという。月ごと、季節ごとにテーマを変えて番組を構成しており、音楽のライブやヨガ、アロマの香りを楽しむ特別投影番組も好評だ。投影スケジュールをこまめにチェックして参加してみたい。ほかにも科学館では、土・日曜を中心に各種ワークショップ (ものづくり教室・実験教室)や現役の研究者たちを招いた大人向けの科学教室など、多彩なプログラムを用意している。科学館のファンクラブ「科学館メンバー会」の会員(年会費大人3500円、高校生2000円、小・中学生1000円)になれば、常設展示やプラネタリウムなどが無料になったり、会員限定のイベントや講座に参加できたりと特典も多いのでおすすめだ。

プラネタリウムの内部。200席ある座席はワイドなリクライニングシートになっている} プラネタリウムの内部。200席ある座席はワイドなリクライニングシートになっている

7階にあるミュージアムショップ。実験キットや宇宙食、オリジナルのパズルゲームなども人気} 7階にあるミュージアムショップ。実験キットや宇宙食、オリジナルのパズルゲームなども人気

スポット詳細

住所
千葉県千葉市中央区中央4-5-1 複合施設「Qiball(きぼーる)」内 7-10F map map 地図
エリア
ベイエリア
電話番号
0433080511
時間
[展示エリア]9:00-19:00(入館は18:30まで)
[プラネタリウム]9:00-20:00(プラネタリウム投影時間は日によって変動する場合あり)
料金
【入館料(常設展示・プラネタリウム)】
[大人]600円
[高校生]300円
[小・中学生]100円
[メンバー会年会費(大人)]3,500円

※セット券あり
駐車場
なし
※Qiball(きぼーる)内に有料駐車場あり
クレジットカード
可(VISA、MasterCard)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり(英語版フロアマップ)
平均予算
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
可(未就学児は要保護者同伴)

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 大人も一日楽しめる
    5.0 投稿日 : 2023.01.08
    動体視力、目の錯覚、滑車の仕組み、デジタルカメラ、気象予報等について、わかりやすい体験型の展示がされています。モールス信号の体験などもなかなかよかったです。9時オープンの時点でもう行列ができていて驚きました。
  • プラネタリウムがおすすめ
    4.0 投稿日 : 2020.05.02
    子供から大人まで楽しく勉強できる参加体験型の科学館があり、建物内部にある球体の最新式大型プラネタリウムは、1000万個を超えるリアルな星空と迫力ある映像を楽しむことができます。プログラムはいろいろ用意されているので、何度行っても楽しめます。
  • [遊び]
    5.0 投稿日 : 2020.03.10
    夫婦で訪れました。JR千葉駅からは20分ほど歩きます。(最寄り駅は京成千葉中央駅)館内はとても綺麗です!1フロアが数エリアに別れており、マップでは時計回りでの見学を推奨していました。ただ、ストーリー性がある訳でもないので、空いているところから見学するのがオススメです。プラネタリウム混みで3時間くらい滞在しました☺️大人だけでも十分楽しめます☺️

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アクセス

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