常陸国出雲大社
国造りの立役者・大国様から良縁をいただく
大国様の座像を拝める
玄関口となる大鳥居の左手に延びる、ゆるやかな登り坂の参道を上がっていくと、長さ16m、重さ6tの大注連縄が掛けられた拝殿が見えてくる。大国様として親しまれる主祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、国づくりに励んだ神様。有名な縁結びだけでなく、開運、商売繁盛、厄除など、あらゆるご利益をくださるありがたい神様だ。拝殿の中には一本の木から掘られた大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の座像がある。手の平には、一寸法師のモデルともいわれる小柄な神様で、一緒に国づくりをした少名彦那神(すくなひこなのかみ)が載っている。
主祭神が鎮座する御本殿を参拝
拝殿の奥にある御本殿は、島根県の出雲大社と同じ日本最古の神社建築様式「大社造」。一般の参拝客がお参りできる場所は西側の垣根の外側からになる。これは、御本殿に鎮座されている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が西を向いているため。ご祈祷を申し込めば、拝殿の中に入れるうえ、御本殿を間近から拝むことができる。参拝の作法は出雲式で「二礼四拍手一礼」なので間違えないように。ちなみに、正月や春・秋の大祭では御本殿の扉が開き、より近くで参拝することができる。
ガラス工房やアートギャラリーも併設
参拝を済ませたら、境内にあるほかのスポットを巡っていこう。手水舎の手前に位置する龍蛇神社(りゅうじゃじんじゃ)に祀られる龍蛇神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)のお使いの神で火難・水難の守護神。さらに参道を下ったところにある薬神神社には、先述した医薬の祖神とされる少名彦那神(すくなひこなのかみ)が祀られている。さらに、レストランやガラス工房がある「出雲館」や、現代アートギャラリーの「桜林館(おうりんかん)」もあるので、観光を存分に楽しむことができる。
目に見えないご縁をいただく
拝殿は諏訪大社の様式を取り入れており、諏訪大社のご祭神・建御名方神(たけみなかたのかみ)は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の息子にあたる神様。そして、常陸国出雲大社が建立された福原の地と、島根県の出雲大社を線で結ぶと、諏訪大社を通る。こういったエピソードにも目に見えないご縁を感じる。また、縁結びというが、これは男女に限ったことではなく、すべての人間関係に関わるご縁の意味だ。良縁をいただきに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。
スポット詳細
- 住所
- 茨城県笠間市福原2001 地図
- エリア
- 水戸・笠間エリア
- 電話番号
- 0296743000
- 時間
- 8:00-17:00
- 休業日
- 無休
- 駐車場
- あり(300台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club、その他)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン