竜神大吊橋

橋

4.0

県北部エリア

「茨城百景」のひとつ、竜神峡に架かる吊り橋

奥久慈県立自然公園のなかにある竜神ダムの上に架けられた全長375mの観光用の吊り橋。地上高100mの橋上からの眺めは絶景で、毎年多くの観光客が訪れる一大観光スポットとなっている。

色づいた木と大迫力の橋は絵になる

竜神川が山を浸食して造り出した、茨城県常陸太田市、久慈郡大子町、常陸大宮市にまたがる峡谷、竜神峡。峡谷の下流部にある竜神ダムの上に架かっているのが竜神大吊橋だ。全長は446m、中央支間は375mもあり、歩行者専用としては日本最大級の長さを誇る。ダム湖面からの高さは約100mにも及び、橋の上から見る竜神峡の眺めは圧巻だ。季節ごとに違った雰囲気を味わうことができ、特に紅葉のシーズンにはその絶景を見るために多くの人が県内外から集まる。アクセス方法は多数あり、車なら常磐自動車道那珂ICもしくは日立南太田ICから40分ほど。公共交通機関の場合は、JR水郡線常陸太田駅から茨城交通バスで40分ほどで到着する。

橋の上から景色を見るだけでなく、下から橋を眺めるのもおすすめだ

カラフルな竜がデザインされたアンカレイジ

竜神大吊橋がある竜神峡には、古来より竜が棲んでいるという伝説があり、「竜の神が棲む渓谷」という意味でその名が付けられたとされている。その伝説は寛政年間に著された「美ち艸」や、1810年(文化7)に書かれた『八溝紀行』などの文献にも記されており、その歴史の深さをうかがえる。竜神大吊橋の主塔(吊橋のケーブルを支える鉄塔)は、竜神峡にちなんで「竜」をイメージして造られており、ほかの吊り橋とは異なる印象的な形が特徴だ。橋の両側にある壁面や、アンカレイジ(吊り橋のメインケーブルを固定させるための巨大なコンクリートブロック)にも、竜の絵が描かれており、吊り橋のシンボルにもなっている。吊り橋は、横風にも強いトラスト補剛型式で、最大3500人が同時に乗っても大丈夫なように設計されている。

橋の向こうに見えるのが竜が描かれたアンカレイジ

いたるところに竜の絵や置き物が飾られている

竜神大吊橋の対岸には「木精の鐘(もりのかね)」というカリヨン施設がある。カリヨンとは、日本では組み鐘と呼ばれる複数の鐘を組み合わせた楽器で、施設内には、愛・希望・幸福の3種類の音色を奏でる鐘が設置されている。「愛の鐘」は2人でボタンを押さないと鳴らない仕組みとなっており、カップルのデートスポットとして人気だ。2014年(平成26)からはバンジージャンプもスタート。100m級のブリッジバンジーは世界でも数少なく、毎年1万人以上のジャンパーが訪れている。インストラクターの指導のもと峡谷を散策できる竜神カヌーツーリングもあり、ダム湖のため流れの心配もなく初心者でも気軽に体験できる。そのほか、土産店やレストラン、温泉などがあり、橋上の景色だけでなく、さまざまなアクティビティを楽しめる。

物産センターやレストランでは常陸太田市の名産品や特産品を購入できる

スポット詳細

住所: 茨城県常陸太田市天下野町2133-6 地図
エリア: 県北部エリア
電話番号: 0294870375
時間: 8:30-17:00(最終受付16:40)
※天候により通行制限される場合あり
料金: [渡橋料金]大人320円、小人(小・中学生)210円
駐車場: あり(265台)
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: あり
コンセント口: なし
喫煙: 可
英語メニュー: あり
平均予算: 【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間: 30-60分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
雨の日でも楽しめる: はい

情報提供：ナビタイムジャパン

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クチコミ

見応えのある大吊橋！！

投稿日 : 2022.07.21

到着してまず驚いたのが吊り橋の大きさで、とても見応えのある橋だなと感じました。この吊り橋は長さ375mの歩行専用の吊り橋で、往復の渡橋量が320円必要です。吊り橋を渡っている道中からは、竜神ダムや竜神湖を見下ろし、迫力のある眺めを楽しめました☆竜神湖については、本当に竜の身体の様な複雑な形を成していることが良く分かりました。足場がガラス越しになっている箇所が幾つかありましたが、水滴や汚れで見にくく...
竜神渓谷にかかる40メートルにわたる歩道橋

投稿日 : 2022.02.16

袋田の滝を訪問する途中で立ち寄りました。竜神渓谷にかかる40メートルにわたる歩道橋です。訪れたときはあいにくの雨模様で渡ることはできませんでしたが、再度紅葉の時期に訪問したいと思います。
竜神大吊橋

投稿日 : 2021.02.25

橋を渡りきった先に、鐘があり鳴らすと辺り一帯に響き渡る。渡った先には眺望スポットと、下へ降れる遊歩道があるようですが、天候を見たり、時間に余裕を持たないと勇気要りそうな場所。