阿波おどり会館

資料/郷土/展示/文学館

4.0

徳島市周辺エリア

本場の阿波踊りを一年中楽しめる

徳島の夏の風物詩となっている阿波踊り。本場の踊りをいつでも楽しめる施設が、眉山のふもとにある「阿波おどり会館」だ。夏にしか味わえない興奮と感動を、旅のお土産に持ち帰ろう。

JR徳島駅から「阿波おどり会館」まで徒歩約10分

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」のかけ声が印象的な阿波踊り。東京高円寺や埼玉南越谷でも開催され多くの人出を集めているが、その本場が徳島であることをご存じだろうか。阿波の大名であった蜂須賀公が築城を記念して無礼講を許した際に生まれたという「築城起源説」や、鎌倉時代の念仏踊りから続くとされる「盆踊り起源説」など、その起源には諸説あるが、いずれにしても阿波国・徳島を発祥とした日本の三大盆踊りのひとつとなっている。夏のお盆になると徳島市街地は阿波踊り一色に染まり、桟敷と呼ばれる演舞場で連(れん)と呼ばれる踊りの団体が特色のある踊りを披露する。年間を通じ、そんな阿波踊りの魅力を感じられる観光施設が、「阿波おどり会館」なのである。

「手を上げて、足を運べば阿波おどり」といわれるように、2拍子のリズムに合わせて自由に踊れば、誰もが踊りの輪に加われるのが阿波踊り最大の魅力といえるかもしれない。しかし、厳密には阿波踊りには3つの流派があり、踊り方や連のフォーメーションも時代とともに進化を続けている。会館2階の「阿波おどりホール」で実施される公演では、1日4回にわたって阿波踊りの歴史や踊りの技術などを、経験豊富な専属連が実演してくれる。250人収容のホールで、熟練の踊りや鳴り物の迫力を間近で感じられることはもちろん、約40分の公演中には、観客みずからが踊りを体験するコーナーも設けられている。「本場徳島で、阿波踊りを踊った」という経験は、旅のなかでも大きな思い出のひとつになるはずだ。

専属連による公演を1日4回実施

会館の3階に設置された「阿波おどりミュージアム」は、阿波踊りの歴史と文化を楽しく学ぶことができるミニ博物館となっている。エレベーターを降りると迫力満点の人形たちがロビーで出迎えてくれるので、まずはここで記念写真を一枚。ミュージアム内には、踊り子たちが身にまとう衣装や道具の展示をはじめ、昔の阿波踊りの様子を再現したミニチュア模型や、歴代の阿踊りポスターなどがコーナーごとに展示されている。大画面で夏の阿波踊りの臨場感を味わえる「VRコーナー」も人気だ。また、会館5階は眉山ロープウエーの乗り場にもなっているほか、1階は県内最大級の土産物売り場となっている。徳島の魅力を凝縮した施設で、心躍る時間を過ごそう。

「阿波おどりミュージアム」に設置された人形

臨場感たっぷりのVRコーナー

阿波踊りにまつわる道具や資料を展示

模型で昔の阿波お踊りを表現

1階には県内最大級のお土産店がある

スポット詳細

住所: 徳島県徳島市新町橋2-20 地図
エリア: 徳島市周辺エリア
電話番号: 0886111611
時間: 9:00-21:00
休業日: 年末年始(12/28-1/1)
[2月・6月・9月・12月]第2水
料金: 【阿波おどり公演(昼公演)】
[大人]800円
[小・中学生]400円

【阿波おどり公演(夜公演)】
[大人]1,000円
[小・中学生]500円

【阿波おどりミュージアム】
[大人]300円
[小・中学生]無料
駐車場: あり(26台)
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: あり(TOKUSHIMA CITY Wi-Fi)
コンセント口: なし
喫煙: 不可
平均予算: 【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間: 60-120分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
雨の日でも楽しめる: はい
備考: ※新型コロナウイルス感染対策のため、一部営業時間・内容を変更する可能性があります。
詳しくはホームページ(https://www.awaodori-kaikan.jp/)をご覧ください。

情報提供：ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

クチコミ

お土産スポットと阿波踊りとロープウェイ

投稿日 : 2022.10.12

有料だが、斜向かいに立体駐車場があり、街中だが安心して車を停められる場所。阿波踊り会館では年中通して阿波踊りが見られるようになっており、お土産も充実している。眉山行きのロープウェイも出ており、観光の中心となり得る場所。駐車サービス次第で利用客は増えると思われるが、現状の運営状況では難しいかも。
阿波おどりは最高！サービスは改善を希望します

投稿日 : 2022.08.14

家族で楽しみに伺いました。阿波踊りは素晴らしかったです！サービスは残念だなと思ったところが2点ありました。１つは阿波踊りの公演前に係の方がなにやら注意事項のようなことを前で口頭で全員に向けておっしゃっていたようなのですが、人も多く何を話しているのか全く聞こえませんでした。マイクを使うなり、スクリーンに注意事項を写しておくなりしないと意味がないのではと感じました。もう一つは公演開始直前に、私達の...
阿波おどりとロープウェイの発着所

投稿日 : 2022.05.21

阿波おどり会館では、伝統的な阿波踊りの資料等の展示に加え、実際の阿波踊りの見学も可能です。眉山ロープウェイの発着所にもなっているので、訪れる方も多いと思います。現在、鬼滅の刃 - 遊郭編 - の襖絵の展示もしていて、見応えがありました。