琴弾公園
名所旧跡の点在する公園で、自然や歴史を満喫
豊かな自然と歴史を感じる観光スポット
琴弾山(ことひきやま)とその西側の有明浜一帯を区域とする広い敷地内に、神社仏閣や多くの史跡を有する見どころの多い公園。まず公園の入り口に見える鳥居から381段続く階段を上ると現れるのが、琴弾八幡宮。創建は703年(大宝3)といわれ、源平の屋島合戦の際に義経が鳥居と神馬を奉納したと伝えられる「木乃鳥居」がある。ほかにも四国霊場第68番札所「神恵院(じんねいん)」や第69番札所「観音寺(かんのんじ)」、金運スポットとしても知られる銭形砂絵「寛永通宝」などがあり、旧跡巡りを楽しめそうだ。公園内は広く、また高低差もあるため、まずは園内マップを見て効率良く徒歩と車を使い分けてまわるのがおすすめだ。
2kmにわたって続く白い砂浜
琴弾公園といえばやはり有明浜も大きな見どころ。静かで穏やかな砂浜に出るとまるで目の前の海をひとり占めしているかのような感覚になる。「日本の渚百選」に選ばれているこの海岸には、海浜植物が多数生息しており、春から秋にかけて可憐な花をつけて楽しませてくれる。夏には海水浴やキャンプを楽しむ人々で賑わいを見せるなど、地元の人たちにも愛されている場所だ。また、「日本の夕陽百選」にも選ばれるほどの美しい夕陽もぜひ見てほしい。燧灘(ひうちなだ)にゆっくりと沈んでいく夕陽や刻一刻と変わる空を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。
琴弾公園のシンボル、約5万本のクロマツ
園内に広がるクロマツの林は「観音寺松原」として知られ、「日本の白砂青松百選」にも選ばれている。これらの松の形は変化に富んでおり、姫松、小傘松、すそひき松などの愛称がつけられたものも。そんな松林のなかに、すべり台やブランコなどの木製遊具がある広場や、かつて空海が掘ったと伝わる「山口の井戸」などの史跡が点在している。また、財田川(さいたがわ)沿いに整備された琴柱池(ことじいけ)周辺には、桜やフジ、ツツジなどが植えられ、季節ごとに美しい風情を楽しむことができる。
道の駅ことひきで情報収集
「道の駅ことひき」にある観音寺市総合コミュニティセンターが公園の総合案内および観音寺市内の観光案内所の役割を担っている。コミュニティセンターには観光パンフレットも多数あるほか、地元の秋祭りで使われる「ちょうさ」と呼ばれる太鼓台も展示されている。また、道の駅ことひきには第68・69代内閣総理大臣の大平正芳に関する資料が展示された「大平正芳記念館」、世界中の珍しいコインや紙幣約2000点を展示するユニークな「世界のコイン館」もあるのでこちらも合わせて立ち寄ってみよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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