室戸岬灯台
目玉のような巨大レンズが太平洋を照らす日本一明るい灯台
太平洋を望む風光明媚な高台にたたずむ灯台。山頂近くにある無料駐車場から四国霊場第24番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)に向かうお遍路道を上ると現れる。ずんぐりとした素朴な姿は明治期のもので、姫埼灯台(新潟県佐渡島)に次ぎ、全国で2番目に古い鉄製の灯台だ。目をひくのは目玉のように海を見つめる巨大レンズ。直径2.6mのレンズは日本最大級で、明るさは日本一の160万カンデラ、照らす距離も日本最長の約49kmまで達する。毎年11月1日の灯台記念日に近い日曜には内部が一般公開され、第1等フレネルレンズを間近に見られる貴重な機会となっている。17時から19時には点灯した灯台内部も見学でき、明るさを直に体感できる。「日本の灯台50選」のひとつで、その歴史的価値から海上保安庁によって「保存灯台Aランク」にも指定されている。灯台の手前には展望台があり、「恋人の聖地」の銘板が設置されている。
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情報提供: ナビタイムジャパン