旧松阪家住宅
「たけはら町並み保存地区」を代表する商家の意匠を尽くした建物
本町通りに面して立つ旧松阪家住宅は、「たけはら町並み保存地区」を代表する商家の建物。松阪家は、江戸時代には塩田の必需品である薪炭問屋を業とし、塩田経営や廻船業、醸造業を多角的に経営するとともに、下市庄屋、割庄屋(地域をまとめる大庄屋)、竹原塩浜庄屋を務めていた。そして明治維新後には竹原町長を輩出し、文化活動を行っていた名家だ。その松阪邸の主屋は、江戸時代後期の1820年頃(文政年間)に建てられ、1879年(明治12)に改築されたもの。波打つような形をした唐破風(からはふ)の屋根が独特で、菱格子の出窓や彫をもった出格子など、華やかな建築意匠が随所に見られる。邸内の座敷も全体的に数寄屋風の意匠で統一され、庭も風雅なたたずまいで趣味がよく、京都の寺を思わせる。広い土間の炊事場や蔵も印象的で、往時の繁栄ぶりがしのばれる。また、邸内に展示される古い箪笥(たんす)などの調度品や屏風、着物、生活用品の数々から暮らしぶりがうかがわれ、たいへん興味深い。
スポット詳細
- 住所
- 広島県竹原市本町3-9-22 地図
- エリア
- 安芸灘とびしま海道・竹原エリア
- 電話番号
- 0846225474
- 時間
- 10:00-16:00(入館は15:30まで)
- 休業日
- 水
- 料金
- [入場料]300円(18歳以下無料)
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、Apple Pay、PayPay、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 薪・石炭問屋の住宅
- 竹原駅から徒歩15分ほど。町並み保存地区のメイン通り沿いにある。入館料300円。塩田経営や薪・石炭問屋などを営んでいた商家の住宅。文政年間(1818-1830年)の築で、1879年に現在の姿に改築。訪問時、竹原の町並み保存地区では「たけはら町並み雛めぐり」を開催しており、ここにも昭和の色々な雛人形が展示されていた。
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- ハートの格子で有名な商家の建物
- 竹原の町並み保存地区にある、古い商家の建物です。建物の前にはハートの模様に彫刻された格子があります。
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- 塩田持ち
- 屋根の形が独特な、塩田で財を成した松阪家のお屋敷である。駅前の観光案内所で1つだけ行くならココとのお勧めであったが、少し残念であった。少し駅寄りのNPOが運営する無料の古民家の方が説明もあり印象は良かった。
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