東沢バラ公園

バラの香りに包まれて「東沢バラ公園」で優雅なひとときを

美しい庭園のなかで750種類以上のバラが楽しめる「東沢バラ公園」。年に2回、バラが見頃を迎える時期に開催される「バラまつり」では、色とりどりのバラの姿と芳醇な香りに心うっとり。

色とりどりのバラが庭園内に750種以上。華やかな園内に香りが漂う

山形県村山市にある東沢バラ公園は日本有数の規模を誇るバラ園。60年以上の歴史があり、開園当初は70ほどだったバラの種類も、現在では750種類を超える規模となっている。バラが見頃を迎えるのは6月上旬と9月下旬。毎年最盛期にあわせて「バラまつり」が開催され、週末や晴れた日には多くの人が訪れる。正面入り口を抜け園内に入ると、一面に美しいバラが咲き誇っており、まさに絶景である。東沢バラ公園はその美しい景観から「恋人の聖地」としても認定されており、園内にはバラに囲まれた幸せの鐘「ローズベル」があるので、ぜひ園内に鐘の音を響かせてみて。広い敷地には平坦な遊歩道だけでなく、ゆるやかな傾斜地や展望台もあり、上からは広がる眺望と園内を見渡すことも可能だ。いろいろな角度からバラの美しさを満喫してみよう。なお、ふだんは入園無料のバラ公園だが、まつりの期間中は入園料が必要になるので事前に確認しておこう。

「バラまつり」の期間中はさまざまな催しもあり、天気のよい日は多くの人が訪れ賑わう

初恋坂を抜けた先にあるのが「ローズベル」。ふたりでベルを鳴らすと幸せが訪れるという

2001年(平成13)には全国のバラ園のなかで唯一、環境省が認定する「かおり風景100選」にも選ばれており「香りのバラエリア」があるのも注目ポイント。通路の周りをぐるりと囲むように特に香りの強い品種のバラを配置し「ダマスク・クラシック」「フルーティー」といった7つのタイプ別に数種類が集められている。香りを楽しみたい人にはぜひおすすめしたい。また、多くの品種のなかには、村山市オリジナルのバラもあり、ぜひチェックしてみて。オリジナルの品種としては、1999年(平成11)に村山市オリジナルのバラ「むらやま」がデビュー。さらに2022年(令和4)にも新種のオリジナルバラが発表され「マイア」と名付けられた。

ていねいに手入れされた美しいバラを間近で鑑賞することができる

休憩したいと思ったら園内にある「バラ交流館」へ行ってみよう。軽食のほかにバラを使ったメニューが数種類あり、いちばん人気の「バラソフト」はかわいらしいピンク色の見た目に、クリーミーでほんのりと香るバラの香りで爽やかな味わいとなっている。ほかにも「バラコーヒー」といったドリンクメニューもあるのでお試しあれ。帰りにはバラグッズを豊富に扱っている売店にも寄ってみてほしい。オリジナルの化粧水や石けんは家に帰ってからもバラの香りに包まれることができる。観光の思い出にいかがだろうか。目も心もお腹も満たされてリフレッシュできること間違いなしの「東沢バラ公園」。ドライブに、デートに、お散歩に、ぜひ足を運んでみよう。

園内の中心部にあるロッジ風の建物が「バラ交流館」。2階の売店からはバラ園を見渡せる

かわいらしいピンク色のバラソフトと、県内の人気ジェラート店「COZAB GELATO」のカップジェラート「薔薇ヨーグルト」

スポット詳細

住所: 山形県村山市楯岡東沢1-25 地図
エリア: 村山エリア
電話番号: 0237552111
時間: 【バラ園のバラまつり期間】
[6月上旬-7月上旬]9:00-17:00
[9月中旬-下旬]9:00-16:00

【売店・軽食等(4月中旬-10月下旬)】
10:00-15:00
[土日祝]10:00-16:00
休業日: [売店・軽食等]金-月、冬季休業(11月-3月)
料金: 【入園料】無料

【バラまつり期間(6月上旬-7月上旬、9月中旬-下旬)】
[大人]600円
[小、中学生]300円
※団体15名以上で100円引
駐車場: あり(150台)
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: なし
コンセント口: なし
喫煙: 可
ベジタリアンセレクション: あり
平均予算: 【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間: 60-120分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
ペットの入店: 可(園内への入園は可、売店等への入店は不可)
雨の日でも楽しめる: はい(傘貸出有)
備考: ※電話番号は、村山市役所商工観光課に繋がります。