滝観洞観光センター
3億年前の石灰岩の中にできた国内屈指の鍾乳洞を探検する
ヘルメットなしでは進めない探検洞窟
3億年前の古生代石炭紀の石灰岩の地層が、地下水の浸食により自然とできた鍾乳洞。それを一般に開放しているのが、滝観洞である。その名のとおり、最奥部の「天の岩戸の滝(男滝)」がいちばんの見どころで、落差29mの豪快な流れを堪能できる。男滝までは、片道約20分。自然の生み出した複雑な地形を進むので、道は右へ左へとクネクネしている。かがんでも頭がぶつかるほど狭い部分もあり、ヘルメットなしでは進めない。ドキドキの探検空間を抜けて男滝が見えた瞬間は、感動もひとしおだ。滑りにくい靴、寒さ対策用のジャンパーなどは持参を。また、ヘルメットは入洞料に含まれているので、しっかり被って洞窟散策を満喫しよう。
太古の化石や鍾乳石などを間近で観察
石灰岩とは、石灰質の殻を持つサンゴや生物の遺骸が、時間をかけて海底に堆積したもの。それが海洋プレートの動きで隆起し、鍾乳洞を形づくるもとになっている。そのため、洞内の壁や足元などをよく見ると、太古の海で生活していた「ウミユリ」と呼ばれる生物の化石を目にすることができる。ほかにも、溶け出した石灰質がモコモコと成長した「フローストーン(流れ石)」、棚のような形に削り取られた「ノッチ」、広くホールのようになった空間など、鍾乳洞ならではの見どころがいっぱい。照明の演出もあり、洞内はどこを切り取っても魅力的だ。写真でも、動画でも映えるので、ぜひ各所の撮影も楽しんで。
名物「滝流しそば」も楽しむ
思う存分探検を楽しんだあとは、滝観洞の向かいにある建物で、名物の「滝流しそば」を。流しそうめんに似たような竹筒を通して、それぞれの受けザルにそばがどんどん流れてくる。水でしっかりと冷やされたそばにはコシがあり、すっきりとした味わい。営業は期間限定で5~10月のみとなっている。また、滝観洞はJR上有住(かみありす)駅のすぐ近く。また最寄りのICは「滝観洞」で降りてすぐの場所にあり、車でのアクセスも抜群。
スポット詳細
- 住所
- 岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298-81 地図
- エリア
- 花巻・遠野エリア
- 電話番号
- 0192482756
- 時間
-
[4-10月]8:30-16:30
[11-3月]8:30-16:00 - 休業日
- [11-2月]平日(滝流しそば処は11-4月末まで)
- 料金
-
【入洞料】
[大人]1,100円
[子供]500円
【団体割引】
[15名-29名]100円引き
[30名以上]200円引き - 駐車場
- あり(80台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Rokando-Free)
- コンセント口
- あり(従業員にお尋ねください)
- 喫煙
- 可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 雨の日でも楽しめる
- はい(現在、長靴・ジャケットの貸し出しはありません)
- 備考
-
※コロナウイルス対策のため8:30-16:00の時短営業中
※滝流しそばは現在休止中。令和6年4月再開予定
情報提供: ナビタイムジャパン