東北サファリパーク

動物園

ゾウ、キリンからモルモットまでさまざまな動物と触れ合える

放し飼いにされたライオンやシマウマのなかを自分で運転してまわり、エサをあげられるサファリパーク。さらにワオキツネザルに触ったり、アシカなどのショーを観たり、動物たちとの接近遭遇に大人も子どもも大興奮だ。

東北自動車道の二本松ICから西へ約15分。JR二本松駅からバス(1日4便)が出ている} 東北自動車道の二本松ICから西へ約15分。JR二本松駅からバス(1日4便)が出ている

サファリパークをより楽しむためのコツ

世界から集まった約116種、約700頭羽の動物たちが広大な敷地に暮らす東北サファリパーク。「放し飼いエリア」のほかにも、芸達者で賢い動物たちのアトラクションを見たり、「ふれあいコーナー」で珍しいサルに肩に飛び乗られたり、ラクダのお散歩に出合ったり、ショップやレストランもあって半日たっぷりと満喫できる。より楽しむコツは3つ。1つめは、ゲートで草食動物用のエサを購入しておくこと。2つめは、アトラクションの時間を確認しておき、開始時刻にあわせて行動すること。そして3つめは、放し飼いエリアでは代車(サファリレンタカー)を利用すること。とりわけ3つめは強くおすすめしたい。特に入園者の少ない日には、動物たちがいっせいに車を取り囲んでエサを催促しにくるのだ。なお、冬も開園しているが、除雪作業で開園時刻が変更になったり、見られる動物が限られたりするため、ウェブサイトなどで最新情報を確認してから訪れよう。

草食動物の放し飼いエリア。看板やアナウンスなどによる注意事項をしっかりと守ろう} 草食動物の放し飼いエリア。看板やアナウンスなどによる注意事項をしっかりと守ろう

器用に動いて物をつかむゾウの鼻先や、鼻の内部がちゃんと左右に分かれている様子まで観察できる} 器用に動いて物をつかむゾウの鼻先や、鼻の内部がちゃんと左右に分かれている様子まで観察できる

エキサイティングな放し飼いエリアへ

放し飼いエリアへ車を進めると、まず迎えてくれるのはライオンの群れ。ここでは徐行しつつも停まらずにまわろう。草食動物のエリアへ入るゲートでは、向こう側でシマウマたちが待ちかまえている。窓を10cmほど開け、エサを準備したら突入だ。動物が車内に頭ごと突っ込んでくるとお互いに危険なので、くれぐれも窓を開け過ぎないよう注意。エサをあげる際に指を嚙まれないよう気をつけたい。ゾウやキリンのエリアまで来たら車を寄せて停車。長い鼻や首を思いきり伸ばしてエサをねだる姿は迫力満点だ。ラマは、エサをじらすと「ブロロロ!」と鼻息を吹きかけてくる。そのうしろでおとなしく待っているのはニホンジカ。エサをあげたくても、ラマやシマウマに取られてしまうので難しい。やがてヒツジの原種ともいわれるムフロンがやってきて、前脚で激しくエサをおねだり。代車にしておいてよかったと思うだろう。1周約40分はあっという間だ。

メスライオンは群れを作って行動している。車の窓を閉めてドアロックも忘れずに} メスライオンは群れを作って行動している。車の窓を閉めてドアロックも忘れずに

(左上から時計回りに)アフリカに棲むエランド、機嫌を損ねると唾を飛ばすラマ、2つに割れた蹄でエサを要求するムフロン、食欲旺盛なシマウマ} (左上から時計回りに)アフリカに棲むエランド、機嫌を損ねると唾を飛ばすラマ、2つに割れた蹄でエサを要求するムフロン、食欲旺盛なシマウマ

シマウマの上まつ毛はフサフサ。下まつ毛と眉毛はとても長く、まばらに生えていて、センサーの役割があるそうだ} シマウマの上まつ毛はフサフサ。下まつ毛と眉毛はとても長く、まばらに生えていて、センサーの役割があるそうだ

ワオキツネザルとの触れ合い体験も!

「ウォーキングエリア」でまず目につくのが、ホワイトライオンとベンガルトラのエリア。ホワイトライオンはライオンの白色変種で、アフリカでは神の使いとされる。東北サファリパークでは1986年(昭和61)から飼育・繁殖に成功していて、現在18頭いる。子どもに大人気なのが「ふれあいエリア」。人の頭や背中に飛び乗るのが好きなエリマキキツネザルやウサギ、モルモットなどがお待ちかねだ。ワオキツネザルは長さ50cm以上もあるシマシマの尻尾に触られるのは苦手なので、背中をなでてあげよう。

エリマキキツネザル。突然、マダガスカルの森に響き渡るような大声での合唱が始まることも!} エリマキキツネザル。突然、マダガスカルの森に響き渡るような大声での合唱が始まることも!

アトラクション(動物ショー)は通常3種類行われており、隣接する会場を移動しながら見学できるようになっている。ショーの内容や開演時間は時期・曜日によって変わるが、たとえば、アシカが出演する「マリンライブ」が終わると、隣の会場でニホンザルやヤギ、犬などが曲芸を披露してくれる「ワンダーズー」が始まり、次に屋外の「ドッグラン」で犬のスポーツを楽しむといった具合。動物たちとトレーナーの技術に感心したり、コミカルな演技と話術に大笑いしたりの1時間だ。動物の体調や天候による休演あり。

(上)ニホンザルが玉乗りや竹馬、空中ブランコを見せてくれる (下)アジリティ(障害物競走) が得意な「ちょくも君」} (上)ニホンザルが玉乗りや竹馬、空中ブランコを見せてくれる (下)アジリティ(障害物競走) が得意な「ちょくも君」

スポット詳細

更新日:2024.04.26

住所
福島県二本松市沢松倉1 map map 地図
電話番号
0243242336
時間
[夏期]9:00-17:00(最終入園16:00)
[冬期]9:00-16:00(最終入園15:00)
休業日
不定休
※事前にホームページでご確認の上ご来場ください。
料金
【入園料(放し飼いエリア+ウォーキングエリア)】
[大人]2,900円
[小人(3歳-小学生)]1,800円
[シニア(65歳以上)]2,100円

【ウォーキングエリアのみ】
[大人・シニア(65歳以上)]1,500円
[小人(3歳-小学生)]1,000円

【爬虫類館】
[大人・シニア]500円
[小人]300円

【サファリレンタカー】
普通車2,000円ほか

※シニアの方は年齢を証明できるものの提示が必要です。
駐車場
あり(500台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
電子マネー/スマートフォン決済
可(WAON)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
可(指定の喫煙所のみ)
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間
120分以上
車椅子での入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 最高に楽しめます でも、自分の車でサファリゾーンに入らな方が無難です
    5.0 投稿日 : 2022.04.23
    入場ゲートでレンタカーどうしますかの案内されました。必要ないかかなーと思ってたのですが、9割位の人が借りてますということなので何となく借りました。ゲートの係の人があまり熱心に勧めなかったので、本当に必要なのかなぁと思いつつもレンタルすることにして入場しました。入場しライオンのゾーンでは何事もなかったのですが、草食獣のゾーンに入った途端、来るわ来るわ、車の周りに沢山の動物達。車にパンチ、よだれ...
  • 噂通りの素晴らしさ
    5.0 投稿日 : 2021.01.13
    一度経営危機になったと聞きました(東北大震災のあと)。その後、福島県民の多大な努力で復興したということです。私の居る、那須サファリパークとはかなり違いました。一番はスタッフの接客です。とても親切で観客をもてなそうという気持ちにあふれていました。自家用車で?とんでもない!!2000円払ってでもレンタカーでどうぞ。レンタカーに乗る時思ったのです。こんなボロ車でと。でも進んでみて納得でした。様々な草食動...
  • 楽しかった!
    4.0 投稿日 : 2020.04.03
    車借りて、放飼のエリアに入って餌やり、爬虫類館、あしかショー、ホワイトライオン、ふれあい広場なのなかなか広いです。あと、サーキットがあるのでドリフトしてる車見学できて楽しいです。

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アクセス

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