八望台
360度パノラマの絶景を望む男鹿半島随一のビュースポット
男鹿半島を一望できる眺望スポット
秋田道昭和男鹿半島ICから車で60分、JR男鹿駅から車で30分ほど。男鹿半島西端の戸賀湾を眼下に望む標高180mの高台は、360度パノラマで広がる絶景を眺められる場所として、寒風山と並んで人気のビュースポットだ。県道121号入道崎八望台北浦線をドライブしていくと、広い無料駐車場が見えてくる。高台の頂上付近には木造の展望台が設置されており、24時間365日好きな時間に訪問可能だ。展望台からぐるりと見渡すと、男鹿半島で最も高い本山や真山、寒風山といった山々、戸賀湾や日本海などの海岸線、マールと呼ばれる珍しい火山湖である一ノ目潟(いちのめがた)、二ノ目潟(にのめがた)を眺められる。八望台という名称は、1952年(昭和27)に高松宮宣仁親王(たかまつのみやのぶひとしんのう)がこの地を訪れた際、八方に広がる雄大な景色を讃えて名づけられたという。
眼下に広がる東北地方では唯一の火山湖
八望台から眺められる大自然の多くが、今から約6万年から8万年前に形成された貴重な火山地形「男鹿目潟火山群ジオサイト」の一部。神秘的な美しさの一ノ目潟とニノ目潟は、火口に淡水が溜まってできたマールと呼ばれる火山湖。地球の歴史を紐解くための貴重な文化財として世界的にも注目されている。特に一ノ目潟はマントル起源の噴出物が世界で初めて確認された場所として、国の天然記念物にも指定されている。また、戸賀湾も42万年前の噴火でできた火口のひとつで、長い時間をかけて波の浸食を受けて日本海とつながり、現在の姿になったとされる。
男鹿半島随一の夕陽&夜景鑑賞スポット
水平線までも真っ赤に染めて沈んでいく夕陽。八望台は24時間立ち入り自由ということもあり、男鹿半島随一の夕陽と夜景の撮影スポットとしても人気。太陽が沈んだあとは湾に沿って街灯の明かりが曲線を描き、沖合には漁船のライトが流れていく。展望台も整備されているので、温かい季節には三脚を立てて夕景を撮影するカメラマンやカップルなど多くの人が訪れる。戸賀海水浴場や男鹿水族館GAOにも近いので、休日のドライブコースでの立ち寄りにぴったりだ。
スポット詳細
- 住所
- 秋田県男鹿市戸賀 地図
- エリア
- 秋田中央・男鹿半島エリア
- 電話番号
- 0185242100
- 時間
-
[問い合わせ対応時間]8:30-17:15
[見学]24時間可能 - 駐車場
- あり(50台)
- 備考
- 0185-24-2100(男鹿駅観光案内所)
情報提供: ナビタイムジャパン