デコ屋敷本家大黒屋

お土産

三春張り子人形と三春駒を生んだ郷土玩具の里

三春藩御用達の人形師・木馬師であった大黒屋の歴史は約300年。腰高トラが目印で、敷地内に木馬神社もある} 三春藩御用達の人形師・木馬師であった大黒屋の歴史は約300年。腰高トラが目印で、敷地内に木馬神社もある

郡山の市街地を離れて田舎道を北東へ約20分。森に囲まれた高柴集落には、小径に沿って4軒のデコ屋敷が並ぶ。デコとは人形を指す方言で、工房と展示販売の店舗がデコ屋敷。ここは県重要有形民俗文化財に指定されている三春駒(木製の馬)と三春張り子人形の発祥地だ。現在、郡山市に属する高柴集落は、かつて三春藩の領地だった。江戸時代に誕生し、やがて東北や江戸にまでその名を知られていたという三春の人形は、藩主の庇護を受けて19世紀前半に隆盛を極めた。京都の伏見人形、仙台の堤人形の影響を受けているといわれ、三春へ伝わったのちに土人形から張り子人形(木型に和紙を貼り付け、乾いたら型からはずして色付けしたもの)へと発展したようだ。この地域では「元気でね」を「マメで達者でね」と言うことから、一部の張り子には豆が入っていて振るとコロコロと鳴る。デコ屋敷「大黒屋」の21代目当主は、伝統の技を磨くことはもちろん、現代アートや異業種コラボにも挑戦する人形師。十二支に入りそびれた「うっかり猫」から実物大のシロクマのオブジェまで、現代的な感覚の作品にも注目したい。

躍動的なフォルムと鮮やかな色彩が特徴。竹ひごなどで小物を付けたり、複数の木型で複雑な形を作り出すこともある} 躍動的なフォルムと鮮やかな色彩が特徴。竹ひごなどで小物を付けたり、複数の木型で複雑な形を作り出すこともある

500円の豆ダルマから数万円の作品までいろいろ。江戸時代の木型も展示されているのでお見逃しなく} 500円の豆ダルマから数万円の作品までいろいろ。江戸時代の木型も展示されているのでお見逃しなく

裏手に立つ古民家はカフェになっており、2階で張り子人形の絵付けを体験できる。子どもや外国人にも人気} 裏手に立つ古民家はカフェになっており、2階で張り子人形の絵付けを体験できる。子どもや外国人にも人気

スポット詳細

住所
福島県郡山市西田町高柴字館野163 map map 地図
電話番号
0249713176
時間
9:00-17:00
休業日
料金
[絵付け体験]880円-1,760円
駐車場
あり(10台程度)
クレジットカード
可(VISA、JCB)
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
滞在目安時間
30-60分
アクセス
JR磐越東線三春駅より車で6分、郡山より20分

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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