道の駅 阿賀の里

年間40-50万人の人が訪れるという道の駅

豊かな自然環境を体感できる道の駅

国道49号沿い、磐越自動車道安田ICから車で約10分のところにある道の駅。お隣福島県の会津まで20分ほどで行けるロケーションから、ドライブスポットとしてはもちろんツーリングでの立ち寄りスポットとしても知られている。裏手には日本有数の大河・阿賀野川が流れており、雄大な大自然を満喫できる舟下りの発着所の役割も。自然豊かな阿賀町はお米のおいしさも格別で、店舗限定で販売されている地元産のお米・新之助と古代米を100％使った「奥阿賀おこげせんべい」もこちらで購入できる。お米の食感と香ばしさが際立つ人気No.1商品だ。

「奥阿賀おこげせんべい」はここでしか手に入れることができない限定商品

阿賀町に2つある酒蔵が造る日本酒も人気

発酵食文化の町・阿賀町

館内には、野菜やお米、お菓子、日本酒など地域の特産品がズラリ！　山深い阿賀町では長い冬を豊かに暮らすため、古くから発酵食品作りが盛んで、糀を使った甘酒や味噌、漬物などの発酵食品も充実している。併設するフードコートで好評なのが、地元産のコシヒカリをその場でにぎってくれるおにぎりだ。具材は、阿賀町名物の味噌漬けなど約10種類からチョイス。お米そのもののおいしさを堪能するなら、新潟県産「笹川流れの塩」を使ったシンプルな塩おにぎりがおすすめだ。ここで使われているお米は物産館で販売しているので、米どころならではのお土産にもピッタリ。おかずとして、ナスやキュウリの味噌漬けを合わせて購入するのもおすすめだ。

阿賀町では厳しい冬を越すため、古くから発酵食文化が発達してきた

ふるさと納税サイト「さとふる」でお米部門1位に輝いたお米を熱々のおにぎりで

雄大な阿賀野川とSLを眺めてリフレッシュ

脇を流れる阿賀野川沿いにはベンチが設置されており、フードコートのおにぎりをテイクアウトして舟の往来や景色をのんびりと眺めながら食べるのもおすすめだ。週末には、川べりから見える磐越西線にSLが運行している。こども連れのファミリー旅行であれば日本庭園の池で泳ぐ鯉にエサを与えるのもおすすめだ(有料)。南北に長い新潟県は、上中下越佐渡と大きく4エリアに分かれており、阿賀町が属している下越エリアだけでも16の道の駅がある。阿賀の里を起点に県内の道の駅を探訪すれば、各地域の違いを感じることができるだろう。

明治の旅行家イザベラ・バードも阿賀野川下りを体験し絶賛したといわれている

鯉の泳ぐ日本庭園が、山と川に囲まれたロケーションになじむ