夜都伎神社
山の辺の道にひっそり鎮座。春日大社と縁の深い神社
県道51号線、天理環状線沿いに朱色の大きな鳥居が立っている。そこから田園に囲まれた道を100mほど東に行くと、夜都岐神社(やとぎじんじゃ)が鎮座する。かつて「春日神社」と呼ばれ、地域に親しまれてきた。奈良の春日大社との関係が深く、江戸時代末期まで春日大社に「蓮の御供」というお供え物を献上していた。そのため、60年ごとに、春日から若宮社殿と鳥居が下げられるのが例となっていたと伝わる。現在の鳥居は1848年(嘉永元)に若宮から下げられたもの。本殿は1906年(明治39)に改築された棟札があり、2022年(令和4)の御造営で武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主神命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)の春日四神が本殿一社に合祀された。奈良では珍しい茅葺き屋根の拝殿が、趣を加える。西に100mほど行った先、県道51号線沿いに朱色の鳥居が立っているが、その鳥居は二の鳥居にあたり、一の鳥居はさらに西の場所にあった。
スポット詳細
- 住所
- 奈良県天理市乙木町 地図
- エリア
- 山の辺の道・桜井エリア
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン