面不動鍾乳洞
全長約280mと関西最大級。奈良県天然記念物の鍾乳洞
10m以上の高さの洞室があり関西最大級
面不動鍾乳洞は、面不動山の南斜面の中腹にある。1933年(昭和8)に3人の洞川区民が発見し、私財をなげうって観光鍾乳洞として整備した。洞の長さは約280m、洞室は大きなもので径約5-6m、高さは10m以上で、関西最大級。1959年(昭和34)には、奈良県の天然記念物に指定されている。
入洞料は入り口の面不動茶屋で支払う。洞内は、洞川内の鍾乳洞のなかでは比較的広く、水没した通路や、腰をかがまなければ進めないような通路はないが、大きな段差のある階段などがある。必要であれば、面不動茶屋で長靴や滑りにくいサンダルを無料で借りることができる。
白い石灰石でつくられた神秘の宮殿へ
巨大な石を鉄骨で支えた入り口から、青い鉄柵の門をくぐり、大きな段差の自然石の石段を降りていこう。中は年間を通して平均気温8℃と涼しい。ライトアップされた洞内は、水による浸食や風化で複雑な凹凸を描く石灰岩のドームで、恐竜にでも遭遇しそうな、古代にタイムスリップしてしまいそうな神秘的な雰囲気に包まれている。発達程度の異なる窟にそれぞれ「天の花園」「獅子の窟」などの名前がつけられており、見どころの説明もていねい。石灰石が1度溶けてつららのような形で固まる鍾乳石は大きなものは少なめだが、「銀糸の窟」のストロー鍾乳管と呼ばれる細い鍾乳石は、全国的にみても希少なものだ。
面不動茶屋でひと息ついて
面不動モノレールや鍾乳洞入道の受付を兼ねている面不動茶屋は、鍾乳洞をまわったあとの休憩場所として最適だ。店内でも飲食できるが、晴れた日は屋外の縁台がおすすめ。洞川の展望を眺めながらいただくことができる。鍾乳洞側には、不動堂のほか、面不動鍾乳洞の開発秘話の説明板が並び、高台の難所で鍾乳洞を見学できるよう整備した人々の苦労を知ることができる。
スポット詳細
- 住所
- 奈良県吉野郡天川村洞川673-89 地図
- エリア
- 天川村・十津川村エリア
- 電話番号
- 0747640352
- 時間
- 9:00-17:00(但し、季節により変更あり)
- 休業日
-
12/31-1/6
※荒天時臨時休業 - 料金
-
【入場料】
[大人]450円
[小人(4歳-小学生以下)]200円 - 駐車場
- あり(7台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- ベジタリアンセレクション
- なし
- ハラル対応
- なし
- 英語メニュー
- なし
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 鍾乳洞は不可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 不可(抱きかかえての入洞のみ可)
情報提供: ナビタイムジャパン
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- とてつもない急勾配をトロッコを使って登りました。あっという間に到着します。鍾乳洞は期待していたよりもずっと小さく、頭をぶつけないように気をつけながら順路を巡りました。もっと本格的な鍾乳洞を期待していたので、ちょっとがっかりです。でも、青や紫にライトアップされているので、写真はとても神秘的にできました。実際の経験より、写真のほうがよく見える場所だといえます。鍾乳洞なので当然、濡れた足元に注意しないと...
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- トロッコで行くといいですよ
- せっかくですのでトロッコで行くといいと思います。洞川温泉が一望できるところにあります。そんなに大きくはありませんが、趣のある鍾乳洞でした。
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- 最大傾斜は45度?
- 登山道でも鍾乳洞入口まで行けますが,折角なので往路だけモノレールを利用しました.途中の最大傾斜は40-45度と仰っていましたが,ほんと凄い傾斜でした.鍾乳洞入口からは冷ややかな風を感じ,中へ入ると涼しーい.様々形状をした窟があり,面白いネーミングが施されていました.それぞれ違った色のライトアップがされ,幻想的な鍾乳洞でした.復路は山道を歩いて降りてきました.入洞料450(大人),モノレール(トロ...
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