香積寺
香嵐渓の自然に囲まれた由緒ある曹洞宗の古刹
1427年(応永34)、この地を治めていた豪族・足助(あすけ)氏の居館跡に建てられた「香積寺」。足助重範(しげのり)の孫・成瀬三吉丸基久などによって白峰禅師を迎えて開山された曹洞宗の古刹で、本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)だ。初夏の新緑や秋の紅葉で知られる自然豊かな景勝地「香嵐渓(こうらんけい)」の中心にあり、その香嵐渓ができあがったきっかけをつくったといわれる。1634年(寛永11)、香積寺11世の三栄和尚により、清らかな巴川沿いにカエデが植えられ、大正時代末期から昭和時代初期にかけて町民らによって植樹が広く行われたのだとか。1930年(昭和5)には、香積寺が建つ飯盛山(いいもりやま)を含む一帯は、香積寺の「香」の文字をとって「香嵐渓」と命名。巴川沿いの散策路から石段を上るとたどり着く参道は、三栄和尚が植えたとされる杉2本を含む無数のカエデや杉に覆われ、見事な自然のトンネルを形成。香嵐渓を代表する絶景スポットとして、地元の人や観光客から広く愛されている。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 観光客が写らないように写真を撮るのは無理!(笑)
- 東海随一とも言われる紅葉の名所香嵐渓は、シーズンになると巴橋から待月橋までの巴川両岸に観光客が密状態となりますが、飯盛山の登り口に当たるこのお寺も、実に美事な紅葉が見られます。観光客が写らないように写真を撮るのは困難な人気ぶりです。飯盛山まで登らなくても十分美しいのですが、正面の石段だけでもお年寄りには難所です。
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- 竹灯
- 地名ともなっている足助一族の菩提寺で、香嵐渓という呼び名の元となった古寺です。、紅葉祭りの間、山道や境内に灯される竹灯籠の仄かな光がきれいでした。
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- 香嵐渓の山の上のお寺
- 香嵐渓の山の上のお寺で、坂が急で諦めましたが、紅葉の季節には味わいのある道です。川沿いから階段で上がるのですが、紅葉があちこちきれいです。
TripAdvisorクチコミ評価
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