禅風亭 なゝ番
修行僧が食す、功徳がある禅寺そばをいただく
修善寺に店を構え50年以上。一度聞いたら忘れられない店名は、食堂だった当時の名前と電話番号から付けたという。来店客の目当ては、伊豆産の生ワサビが1本付く「禅寺そば」。その昔、「修禅寺」で厳しい修行をした僧侶たちが、断食後に蕎麦を食べたとされ、蕎麦を食べると修行僧と同じ功徳があるといわれるように。今に伝わる名物蕎麦だ。まずは、生ワサビと白ゴマを自身で擦りおろし、薬味とともにいただく。つなぎに山いもを使うことで、モチッとした食感を生みながらも、のどごしよく仕上がり、するりと食が進む。ざる蕎麦、とろろ蕎麦の両方を食べられるのもうれしいところ。口直しは、ワサビの茎の三杯漬とそば湯で完食。まるごと1本付く生ワサビは、薬味として使用したあと持ち帰るもよし。気さくに話しかけてくれる、店のお母さんたちとの会話も旅の醍醐味だ。カラッと揚がった山いもの天ぷらなどが付く「天ざるそば」1750円(生ワサビ付き)も人気が高い。
スポット詳細
- 住所
- 静岡県伊豆市修善寺761-1-3 地図
- エリア
- 三島・沼津・中伊豆エリア
- 電話番号
- 0558720007
- 時間
- 10:00-16:00
- 休業日
- 木
- 駐車場
- あり 15台
情報提供: ナビタイムジャパン