阿寺渓谷

渓谷

一度見たら忘れられないエメラルドグリーンの絶景

木曽地域を訪れる人たちに、地元の人が自信をもっておすすめする場所のひとつ阿寺渓谷。何度見ても飽きることのない美しい渓谷は「阿寺ブルー」とも表現され、インスタ映えスポットにもなっている。

どこを見ても美しいエメラルドグリーンが印象的} どこを見ても美しいエメラルドグリーンが印象的

透明度の高さと独特の色が魅力

阿寺渓谷は木曽郡大桑村に位置する。木曽川の支流、阿寺川を流れるエメラルドグリーンの水とさまざまな形の荒々しい岩、さらにそれを囲むように美しい木々が織りなす、全長約15kmにわたる流域を指す。文化庁が認定する日本遺産「木曽路」の構成文化財にもなっている。渓谷の入り口の阿寺川橋までは、JR野尻駅から歩くと20分程度。平日のみバスが運行されている。人気が上がるにつれて利用者のゴミ問題などが発生し、自然保護のために夏季シーズンには渓谷内でマイカー規制が行われている。訪れる前に大桑村観光協会の公式サイトで確認してから出かけよう。

木曽川の合流点、阿寺渓谷の入り口に架かる阿寺川橋} 木曽川の合流点、阿寺渓谷の入り口に架かる阿寺川橋

巨石や滝巡りを楽しみながらの森林浴 

全長15kmの渓谷は無料で自由に見学することができ、入り口の阿寺川橋からいちばん奥の阿寺渓谷キャンプ場まで車で片道約20分、徒歩だと片道約2時間かかる。道中には美しい景色や写真スポットが多数あるため、自分の体力や時間と相談しながら、歩いて行くか車で行くかを決めてから行動するのがおすすめだ。阿寺渓谷周辺には日帰り入浴可能な宿泊施設やキャンプ場があり、ハイキング好きな人から親子連れまで1日楽しめる場所だ。

日帰り入浴もできる「フォレスパ木曽・あてら荘」} 日帰り入浴もできる「フォレスパ木曽・あてら荘」

どこを散策しようか迷ったら、まずはここへ

数ある見どころスポットのなかでまず訪れたいのが、島木赤彦(しまきあかひこ)歌碑付近。遊歩道を散策しながら、滝を見たり吊り橋を渡ることもできるため、ちょっとしたハイキング気分も楽しめる場所になっている。そして、駐車場のすぐ側には有名な写真スポット「犬帰りの淵」がある。昔、猟師が犬を連れてこの谷で猟をしていたとき、この淵まで来ると犬が険しい断崖絶壁を恐れて渡ることができなかったことから、この名前がついたとされている。

「赤彦吊り橋」を下から眺める} 「赤彦吊り橋」を下から眺める

6段続きになった滝「六段の滝」} 6段続きになった滝「六段の滝」

断崖絶壁に囲まれた「犬帰りの淵」} 断崖絶壁に囲まれた「犬帰りの淵」

渓谷の奥にあるスポットにも注目

もう少し時間や体力があるなら、キャンプ場付近の「美顔水」と呼ばれる湧水まで足を延ばすのも良い。あるいは、島木赤彦歌碑駐車場と阿寺川橋の中間にある「狐ヶ淵・狸ヶ淵」を訪れるのもおすすめ。キツネやタヌキが己の化身のできばえを鏡代わりに映し見たので名づけられたという。渓谷の奥に行けば行くほど、見どころやおすすめスポットも多数ある。もちろん、入り口付近でもエメラルドグリーンの阿寺川を眺めることはできるので、あまり時間がないという人でもぜひ立ち寄ってみてほしい。また、阿寺渓谷にいちばん近い飲食店「味処いなほ」では、地元のお母さんたちが作った五平餅をテイクアウトで購入することも可能だ。

タレがたっぷり。焼きたての五平餅} タレがたっぷり。焼きたての五平餅

スポット詳細

住所
長野県木曽郡大桑村野尻 (阿寺国有林内) map map 地図
電話番号
0264554566
駐車場
あり
備考
※駐車スペースは渓谷の中間地点[赤彦の碑]と[里帰りのハナノキ]の周囲にあります。

[公式サイト]http://www.vill.ookuwa.nagano.jp/kankou

情報提供: ナビタイムジャパン

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