市比賣神社

神社

4.0

京都駅周辺エリア

女性を守護する女神様たちに良縁を祈願して

女性を守り、厄を払ってくれる「女人厄除祈願所」として知られる市比賣神社は、祭神すべてが女神様。願い事のある女性が全国から多く参詣する。御所のある北を向いてたたずむ本殿は皇室守護の証し。

朱色に染まる入り口が参拝者を迎える

河原町五条の交差点から河原町通を南に歩いて約3分、市比賣神社の案内看板が見えたら神社はもうすぐそこだ。朱色に染まる入り口は、華やかななかにもおごそかな雰囲気を醸し出している。祭神は市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)、神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)、下照比賣命(したてるひめのみこと)の5柱すべてが女神様。ゆえに女性の守り神として良縁や子授けなどのご利益があり、特に女人厄除けとしても参拝が絶えない。

境内奥にたたずむ鳥居をくぐって本殿へお参り

歴史は古く、平安京遷都の翌年795年(延暦14)に、桓武天皇の命により都の官営の市場、つまり国立の東市・西市を守護する社として創建され、歴代皇后の崇敬を受けた。1591年(天正19)に豊臣秀吉が行った都市改造計画によって現在地に移される。1927年(昭和2)に開設された京都中央卸売市場には、商いの神様として末社の市姫神社が鎮座している。神像の1体は童神を抱いた女神像という珍しいもので、今は京都国立博物館に寄託されているが、その女神像をイメージした絵馬がある。

女性の祈りと思いを受けとめてきた本殿

子どもを抱く女性の絵馬に厄除けの願いを託して

市比賣神社は皇室からもあつく信仰され、ゆえに社殿は京都御所のある北の方角を向く。第56代・清和天皇から第82代・後鳥羽天皇まで、皇子誕生の折には神社の「天之真名井(あめのまない)」の神水が産湯に使われたと伝わり、現在の「お食べ初(ぞ)め」の発祥となる「五十日・百日之餅(いか・ももかのもち)」を授ける神事が執り行われたという。「天之真名井」は一願成就の井戸として知られるが、井戸の上には「姫みくじ」が多数お供えされている。かわいい人形の中にあるおみくじをいただいたあとは、願掛けをして置いていく人も多い。厄災を振り払うとされる身代わり守りや、することなすことうまくゆくカード型お守りも人気だ。

御神井「天之真名井」と、供えられた「姫みくじ」

7色の紐が厄災を払う「身代わり守り」

スポット詳細

住所: 京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル地図
エリア: 京都駅周辺エリア
電話番号: 0753612775
時間: [参拝受付]9:00-16:30
休業日: 祭典日は一部一般参拝停止
駐車場: なし
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: なし
コンセント口: なし
喫煙: 可(所定の場所のみ)
車椅子での入店: 不可(バリアフリーなし)
乳幼児の入店: 可

情報提供：ナビタイムジャパン

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クチコミ

とても残念でした。

投稿日 : 2022.06.22

何年か前にも行ったのですがまた再び新しくカードを作ろうと伺いました。カードを申請したところ忙しくされていたのかイライラした態度でカードを書いて熱々のラミネートされたまま投げるように渡されました。昔作ってもらってよかったの再来したのですがもう2度と行きません。他県や海外から来られた方などこんな対応されたら京都が嫌いにならないか心配です。カードも追加で願い事が書けるのですが（一つの願いにつき1000...
女性の神様

投稿日 : 2022.04.24

市比賣神社は、御祭神は5人とも女性の神様なので、女人守護から女人厄除けとして有名です。また、平安時代は市場の中にあったため、市場の神様としても有名です。
ひな祭り

投稿日 : 2020.04.14

河原町五条近辺にある「市比賣神社」へ訪問しました。訪問日は、ひな祭りである3月3日です。ひな祭りの時期には、ひいな祭りといわれる、実際の人間が十二単・装束を着てお雛様になるという「ひと雛」が見れます。