白峯神宮
あらゆるスポーツの上達を願って鞠の神様にお願い
大樹が覆う清浄な地に神気が満ちる
白峯神宮は今出川通と堀川通の交差点の北東に鎮座し、最寄りのバス停は堀川今出川だ。今出川通に面して立つ鳥居と神門をくぐれば、さまざまな樹木に取り囲まれた社殿がたたずみ、境内は清らかな気に満ちている。拝殿前には京都御所の紫宸殿(ししんでん)前と同じように左近の桜と右近の橘が植えられ、手水舎のそばでは樹齢800年ともいわれる神木・小賀玉(おがたま)の木が出迎えてくれる。創建は1868年(慶応4)、明治天皇が父帝・孝明天皇の遺志を継ぎ、讃岐(香川県)の白峰から崇徳(すとく)天皇の神霊を、さらに淡路島(兵庫県)から淳仁(じゅんにん)天皇の神霊を迎えて祭神とし創建された。
祭神に心願成就を願って鈴を鳴らす
第75代・崇徳天皇は『小倉百人一首』にも登場する歌の詠み手としても知られ、第47代・淳仁天皇は『日本書紀』を編集した舎人(とねり)親王の皇子であり、第40代・天武天皇の孫にあたる。
両天皇が祀られている本殿の鈴は、ほかとは違い両手で持って鳴らすもの。良く鳴る→良く成る→心願成就となり、新たな願いを叶えるご利益があるそう。平安時代末期、崇徳天皇に仕えて「保元の乱」を戦った、源氏の源為義(みなもとのためよし)と為朝(ためとも)の父子も、摂社の伴緒社(とものおしゃ)にて祀られ、武道や弓道の神として信仰されている。
精大明神のご利益でスポーツ上達
この地にはかつて蹴鞠(けまり)と和歌の宗家である飛鳥井(あすかい)家の邸宅があった。代々飛鳥井家が守護神としてきた精大明神(せいだいみょうじん)が地主社(じしゅしゃ)に祀られ、サッカーやバレーボール、野球など、球技をはじめとするスポーツ全般と芸能の神として信仰を集めている。プロアマ問わず上達を願って全国から参拝者が訪れ、公式球などの奉納も多い。地主社の横には「蹴鞠碑」があり、お参りのあとで碑の「撫で鞠」を一周回すと球運を授かれるのだとか。蹴鞠は勝敗を競うのではなく、ラリーを長く続けることが特徴だ。毎年4月と7月には、境内の鞠庭にて平安装束をまとった人たちによる蹴鞠の奉納を見学できる。
スポット詳細
- 住所
- 京都府京都市上京区今出川通堀川東入る飛鳥井町261 地図
- エリア
- 京都御所周辺エリア
- 電話番号
- 0754413810
- 時間
- [参拝時間]8:00-16:30
- 休業日
- 無休
- 料金
- [参拝料]無料
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
-
- 令和四年春期京都非公開文化財特別公開。公開は2022年4月23日〜5月8日迄で、受付時間は9:00〜16:00、拝観料は大人1,000円です。
- 白峯神宮は、明治時代になって建てられた神社です。御祭神を崇徳天皇、 淳仁天皇で「鞠」の神様として有名な神宮です。また境内には天然記念物樹齢800年と言われる小賀玉の木があります。
-
- 怨霊となった崇徳院を祀る
- 京都シティホテルに泊まったので、近くを通りかかったついでに参詣しました。節分の前日、参詣者を見かけませんでした。ここに来ると『雨月物語』の『白峯』を思い出します。
-
- スポーツの神様として知られるが
- 明治元年創建、表向き崇徳上皇の怨念を鎮めるためとされているが実は、という諸説ある神社です。蹴鞠の宗家の地に建てられたことから、ボールに関わるスポーツの神と転じた様でW杯の試合球などが奉納されているのが印象的でした。
TripAdvisorクチコミ評価
もっと見るアクセス
地図最寄り
- NEARBY HOTELS -
周辺のホテル
- NEARBY RESERVED PARKING -
周辺の予約制駐車場
【予約制】akippa 伴戸商店分室駐車場
279m
【予約制】akippa ◎京都市上京区革堂西町523-1タチバナ駐車場
293m
【予約制】akippa ◎京都市上京区革堂町570ワタナベ駐車場
311m