梅園菓子処

和菓子

かわいい縁起物が入った太宰府天満宮御用達の銘菓

看板の文字は太宰府在住の書家によるもの} 看板の文字は太宰府在住の書家によるもの

食事処や土産店が並び、参拝客でいつも賑わう太宰府天満宮参道。そのなかにあり、歴史を感じさせる堂々たる木製看板で目をひくのが1948年(昭和23)創業、太宰府天満宮御用達の梅園菓子処(ばいえんかししょ)だ。シソ風味の求肥(ぎゅうひ)の上に、砂糖などで作った若草色のそぼろを敷き詰めたお菓子「うその餅」(980円)で知られ、そぼろの下に小さな「うそ鳥」が入っているのが特徴だ。これはスズメ目の鳥ウソの形をしたかわいい置物で、毎年1月7日、災厄を払い吉を呼ぶとされる天満宮の「鷽替え(うそかえ)神事」にちなむもの。
箱を開けるとそぼろが表面を覆っていて食べ方に迷うが、縦横2.5cmほどの大きさに切れ目が入っており、切り分けて食べる。口の中に運ぶとほんのりした甘さが広がり、シソ風味が爽やかさを感じさせる。参道にはかつて薩摩藩や長州藩などの定宿が軒を連ね、梅園は土佐藩の定宿、泉屋白水楼だった建物。店内では柱や梁など往時の名残を見ることができる。

表面のそぼろの下が求肥で、「うそ鳥」が隠れている。写真は撮影用にそぼろを取り除いている} 表面のそぼろの下が求肥で、「うそ鳥」が隠れている。写真は撮影用にそぼろを取り除いている

うそ鳥は一つひとつ、博多人形師が手作りする土製。元旦から1月末までは木彫りのものが入る} うそ鳥は一つひとつ、博多人形師が手作りする土製。元旦から1月末までは木彫りのものが入る

もう1つの代表銘菓「宝満山(ほうまんざん)」(1,850円)は皇室献上品。実業家で茶人として知られた松永安左衛門もお気に入りだったという} もう1つの代表銘菓「宝満山(ほうまんざん)」(1,850円)は皇室献上品。実業家で茶人として知られた松永安左衛門もお気に入りだったという

スポット詳細

住所
福岡県太宰府市宰府2-6-16 map map 地図
電話番号
0929224058
時間
10:00-17:00
休業日
月(但し、天満宮祭礼や休日の場合には翌火が振替休日の場合あり)
駐車場
あり(1台)
※店舗より徒歩5分
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、など)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
ベジタリアンセレクション
あり(ミニ梅守は植物系由来の原材料を使用)
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 宝満山、うその餅
    3.0 投稿日 : 2020.02.16
    宝満山はなんとも言えない食感でした。うその餅はおいしく食べられました。正直、これら二つは、好みが分かれると思いますので、試食してから購入されることをお勧めします。
  • うその餅
    4.0 投稿日 : 2019.11.04
    うその餅は、普段は緑色の物だけですが、この日は特別なピンク色のうその餅がありました。お店の人は同じ味と言っていましたが、ピンク色のうその餅は、ほんのり梅味でした。普通のうその餅より美味しかったです。
  • うその餅は癖になります
    4.0 投稿日 : 2019.09.18
    歴史を感じる大きな看板が目印になります。店内に入って試食をさせて頂き、うその餅と宝満山を購入しました。うその餅は求肥にかかっているそぼろが”グリーン”なので、最初はちょっと・・・でしたが、非常に美味しく癖になります。そぼろは25日だけピンクのものを売るとのこと。HP上ではうそ餅の箱に入っている人形は2月から「土うそ」になったと書かれていましたが、「木うそ」が入っていました。元号が変わったから...

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アクセス

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