草千里ヶ浜

高原

広大な阿蘇の大地で、都会の喧騒を忘れてリフレッシュ

噴煙を上げる中岳をバックに広がる草千里ヶ浜は、阿蘇を代表する観光地のひとつ。火山灰が積もって形成された草原で、雨水がたまってできたといわれる大きな池や、乗馬体験用の馬が悠々と歩く姿を見ることができる。

中央の丘は駒立山という名で、草原や周囲の山々をぐるりと眺められる眺望ポイント} 中央の丘は駒立山という名で、草原や周囲の山々をぐるりと眺められる眺望ポイント

四季折々の美しさを見せる大草原

東西18km、南北25kmにわたって広がる世界有数の規模のくぼ地・阿蘇カルデラ。カルデラ内にそびえる5つの山(阿蘇五岳)のひとつ、烏帽子岳北麓の火口跡には直径約1kmに及ぶ大草原が広がり、阿蘇有数の観光スポットとなっている。標高1140mの草原には季節の花が咲き、撮影スポットとしても人気だ。草千里ヶ浜の駐車場前には、阿蘇火山博物館と、土産物屋やレストランが入った「ニュー草千里」がある。休憩やランチはもちろん、フィールドワーク(トレッキング、ハイキング)、ミュージアムツアー、防災学習(被災者からの解説、展示閲覧)など3つの学習プランがあり、自然との共生について学ぶことができる。

阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳(えぼしだけ)は標高1337m。草千里駐車場から歩いて片道約1時間で頂上に登れる} 阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳(えぼしだけ)は標高1337m。草千里駐車場から歩いて片道約1時間で頂上に登れる

気軽に乗馬体験が可能

阿蘇山にある阿蘇草千里乗馬クラブでは、3~11月に乗馬体験が可能。距離によって3つのコースにわかれており、子どもや初めての人もふだん着のままで乗ることができる。馬上の高い視点から雄大な阿蘇の景色を眺めつつ、草原を進む気分は最高。120cm以下の子どもと一緒の場合のみ2人乗りもできるので、思い出作りにぴったり。十数頭いる馬は、営業が終わると草原に放たれるので、草をはむ様子を撮影可能だ。

大自然のなかで風を感じながら乗馬を楽しめる} 大自然のなかで風を感じながら乗馬を楽しめる

足元には、小さな植物たちの小宇宙が広がっている} 足元には、小さな植物たちの小宇宙が広がっている

草千里の周辺にはビュースポットがいっぱい

草千里ヶ浜駐車場の近くには、阿蘇山の火口と草千里ヶ浜を見下ろすことのできる草千里展望所がある。道路の横に駐車場を完備しアクセスが良好なことと、東の方角に白い噴煙を上げる中岳第一火口が望める人気のビュースポットだ。

草千里ヶ浜の向かいにある駐車場と、阿蘇火山博物館とニュー草千里。ここから草千里展望所まで歩いて行ける} 草千里ヶ浜の向かいにある駐車場と、阿蘇火山博物館とニュー草千里。ここから草千里展望所まで歩いて行ける

草千里ヶ浜へ向かう途中にも見どころが多い。無料で通行できる「阿蘇パノラマライン」からの景色も絶景で、のんびりと車を走らせながら、放牧されている牛や馬を眺めるのも楽しい。2021年(令和3)3月に造られた新阿蘇大橋展望所には「よく見える」という意味の熊本弁「ヨ・ミュール」という名がつけられ、周囲の眺めを楽しみながらご当地ジェラートを味わうことができる。また、草千里ヶ浜から約5kmの場所には「米塚」がある。円錐の形をしたかつての火山で、草に覆われた姿が美しい(入山は禁止)。

草千里展望所から見た、煙と雲に覆われた阿蘇山中岳第一火口} 草千里展望所から見た、煙と雲に覆われた阿蘇山中岳第一火口

スポット詳細

住所
熊本県阿蘇市草千里ケ浜 map map 地図
エリア
阿蘇エリア
時間
24時間
休業日
無休
料金
無料
駐車場
あり(200台)
※駐車料金普通車500円
滞在目安時間
30-60分

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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最寄り

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