金鱗湖
朝霧に包まれた幻想的な光景を堪能できる湖
JR久大(きゅうだい)本線由布院駅から、土産物屋や食事処が立ち並ぶ賑やかな湯の坪街道をゆっくり歩いて約30分。辺りが急に静かになり、緑多い住宅地となる場所に、由布院を代表するスポットのひとつ、金鱗湖がある。1884年(明治17)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日に照らされて光るのを見て「金鱗湖」と名づけたといわれている。湖底から温泉と清水が湧き出る珍しい湖だ。温泉の影響で湖水の温度が高いため、秋から冬にかけての朝方や夕方には、温度差の影響で水面から霧が立ち上る幻想的な光景が見られ、由布院の代表的な景観となっている。湖畔の遊歩道は一周約400mほど。のんびりと散策しながら、さまざまな淡水魚や水鳥たちを見て癒やされよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン