道の駅 ウトナイ湖
野鳥の宝庫・ウトナイ湖のそばに立つ道の駅と展望台
道の駅裏手にはウトナイ湖と豊かな自然が広がる
1991年(平成3)、国内で4番目にラムサール条約登録湿地に選ばれたウトナイ湖。周囲9km、平均水深0.6mの淡水湖で、美々川(びびがわ)などの清流が湖に注ぎ込んでいる。現在まで270種を超える鳥類が確認されている野鳥の楽園で、バードウォッチングに訪れる人も多い。このウトナイ湖のそばに立っているのが、「道の駅ウトナイ湖」だ。新千歳空港、苫小牧フェリーターミナルからのアクセスもよい道の駅で、平日でも車の出入りが目立つ。建物の前は、交通量の多い国道36号線が通っており賑やかだが、建物の裏側、湖のほうは、国道側のけん喧騒が嘘のような、静かで豊かな自然環境が広がっている。湖畔まで歩いて行くことができるので、渡りの時期とタイミングがあえば、すぐそばでハクチョウやカモ、ガンなどの渡り鳥を見ることも可能。ハクチョウのなかには、湖に棲みついている個体もいて、四季を問わず出合えることも。
さえぎるもののない展望台からの眺めはすがすがしい
2019年(平成31)3月、道の駅敷地内の南側に新しく展望台がオープンした。2階の展望ホールは湖畔側が全面ガラス張りになっており、冬でも寒さを気にせずウトナイ湖を眺められる。3階と屋上には展望デッキがあり、道の駅周辺をぐるりと見渡せる。特に屋上からは、さえぎるものが何もない状態で湖を一望できるため、下から見る湖畔の景色とは異なる美しさと、どこまでも広がる空と湖の青さに爽快感を感じられるだろう。道の駅の建物とウトナイ湖の周囲には自然散策路が整備され、湖を眺めながらのんびりと散策を楽しんでいる人の姿もある。また、道の駅の並びには、周辺の自然に関する解説などを展示する「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」の建物があり、散策路から歩いていくことも可能だ。
ホッキ貝やハスカップなど、苫小牧グルメを味わおう!
道の駅では、ホッキ貝やハスカップなど地元の特産品を使った料理やテイクアウトメニューが豊富にそろっているほか、加工品や土産物も充実。「ハスカップどらやき」140円、ハスカップ入りの餡が入った「白鳥まんじゅう」1個100円、「シマエナガのたまごボーロ」540円など、道の駅オリジナルの人気商品も多数。また、道の駅の正面入り口には、苫小牧市のキャラクターである「とまチョップ」の石像が飾られている。これは、友好都市である中国・秦皇島市(しんこうとうし)から寄贈された石で作られたもの。この石は不思議な力を秘めているそうで、石像を3回なでると願いが叶うといわれている(ちなみに「海の駅 ぷらっとみなと市場」にも同じ石からできた地蔵を設置)。ぜひ願いを込めてなでてみよう。※2022年(令和4)11月24日~2023年(令和5)3月中旬(予定)の期間、大規模改修を実施。屋内工事期間は道の駅および展望台は閉館となるので注意。
スポット詳細
- 住所
- 北海道苫小牧市植苗156-30 地図
- エリア
- 苫小牧・白老・登別エリア
- 電話番号
- 0144584137
- 時間
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[3-10月]9:00-18:00
[11-2月]9:00:17:00 - 休業日
- 年末年始(12/31-1/2)
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 時間調整で利用
- 千歳へと戻る際に時間調整で立ち寄りました。ここは半分近くがテーブル席で、自由に休めるようになっていますが、同じことを考えている方が多いようでほぼ満席に近い状態でした。お弁当とかいろいろ売っていますしね。
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- リニューアル後にまた
- 新千歳空港や苫小牧フェリーターミナルからも近い国道沿いにあり、便利で休憩には勿論時間調整にも適した立地です。2023年3月中旬まで改修工事により休館なのが残念ですが、展望台の屋上デッキからの眺望が思った以上に素晴らしかったです。あまり商売っ気のないお土産コーナーや直売所とトイレの間を進んだ先にウトナイ湖が広がり、なぜか一羽だけ白鳥もいました。人気のお店が並ぶ道の駅とは違い、車を降りてすぐに雄大な...
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- 大きな駐車場があり
- 白鳥が なぜか 一匹 ウトナイ湖にいました。観光地なので みなさん 写真を撮るため観光客が近寄れば 離れていきます。アルバイトでもしているかのようにもてなしをしてくれている感じでした。
TripAdvisorクチコミ評価
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