宗谷岬公園
花咲く丘の上の公園で世界平和への祈りを捧げる
国境の海に面した宗谷岬は、国際的な緊張の最前線にさらされてきた。岬から丘を登ったところにある「宗谷岬平和公園」には、世界平和を祈念する数々のモニュメントが建立されてきた。ひときわ目立つのが1983年(昭和58)に、サハリン西海域で起きた大韓航空機撃墜事件の犠牲者の慰霊と、世界の恒久平和を願った「祈りの塔」。ほかにも、第二次世界大戦終戦間近の1945年(昭和20)7月に、アメリカ軍の魚雷攻撃を受けた樺太との連絡船「宗谷丸」を守るため、身代わりとなり爆沈した第112号海防艦の乗組員の霊を慰める「戦没者慰霊碑」などがある。稚内市は平和都市宣言をしている。宗谷岬平和公園は、宗谷丘陵から続く「白い道」のフットパスのスタート地点でもある。
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情報提供: ナビタイムジャパン