株式会社宝水ワイナリー

ワイナリー/ブルワリー

岩見沢・宝水エリアの風土を表現するワイン造り

札幌から高速を使えば40分ほどで到着する岩見沢市。その岩見沢のなかでも宝水エリアは、豊かな自然を誇る風光明媚な場所。ここで、手間を惜しまずていねいにワインを造っているのが「宝水ワイナリー」だ。

建物は小樽の造船所の鉄工所を解体して出た材料を再利用して建築} 建物は小樽の造船所の鉄工所を解体して出た材料を再利用して建築

有志の農家が集まりワイナリーが誕生

美しい田園地帯、なだらかな傾斜にブドウ畑が広がる岩見沢の宝水エリア。1980年代からワイン用ブドウが栽培されていたが、それらは道内のワイナリーが買い取っていた。しかし、2002年(平成14)、岩見沢市の補助事業「岩見沢市特産ぶどう振興組合」が立ち上がり、有志の農家がブドウ栽培をスタート。「畑の面積が予定面積に達したら醸造所を造ろう」との思いのもと、2年後の2004年(平成16)に「宝水ワイナリー」が誕生。2006年(平成18)には、醸造免許を取得した。

建物の目の前にはブドウ畑が広がる} 建物の目の前にはブドウ畑が広がる

宝水らしいワインを造る

岩見沢は道内でも豪雪地帯として知られる。積雪量の多い場所でのブドウ栽培とワイン造りは珍しい。そのぶん、手間も時間もかかるが、品種の選定や栽培方法など試行錯誤を繰り返し、宝水エリアならではのワイン造りに取り組んでいる。知名度が低かった頃は販売にも苦労したが、2008年(平成20)に自社畑のブドウを用いた「RICCA」が国内ワインコンクールで賞を獲ると、徐々にファンが増えていったという。現在は「RICCA」シリーズのほか、ハイクラスブランド「雪の系譜」シリーズなどを製造販売している。

「RICCA」は「むつのはな(六花)」を意味する。北海道らしい雪の結晶のロゴが目印} 「RICCA」は「むつのはな(六花)」を意味する。北海道らしい雪の結晶のロゴが目印

映画のロケ地にもなったワイナリー

建物の1階にあるショップでは自慢のワインが並ぶ。限定商品もあり、遠方から多くのファンがワインを求めてやってくる。また、ブドウの搾りかすを用いたオリジナルの果実酢や、ワインの古い瓶を使って作った雑貨やアクセサリーなども販売。2階のギャラリーからはガラス越しに醸造所の様子を見下ろすことができる。また、2014年(平成26)公開の映画『ぶどうのなみだ』のロケにも使われ、2階には当時のセットなどを展示。映画を見たファンも多く訪れている。

2階のギャラリーは休憩スペースにもなっている} 2階のギャラリーは休憩スペースにもなっている

映画『ぶどうのなみだ』のセット。座面には主演・大泉洋のサインも} 映画『ぶどうのなみだ』のセット。座面には主演・大泉洋のサインも

ソフトクリームもおすすめ

宝水ワイナリーを訪れた際、ぜひ食べておきたいのが、隣接する「ヴィアグレスト」のソフトクリーム。敷地内にテーブルやイスが用意されているので、目の前に広がるブドウ畑を眺めながらゆっくりと味わえる。おすすめは、畑で収穫したブドウのソースをかけた「赤ぶどう」と「白ぶどう」だ。甘いソフトクリームと、やや酸味のあるブドウのソースが相性抜群。ただし、ヴィアグレストがオープンしているのは、4月下旬~11月上旬のみなので注意を。ちなみに、アクセスは車が便利。JR利用なら、岩見沢駅からタクシーに乗り15分ほどで到着する。

ソフトクリーム「赤ぶどう」は500円} ソフトクリーム「赤ぶどう」は500円

スポット詳細

住所
北海道岩見沢市宝水町364-3 map map 地図
電話番号
0126201810
時間
10:00-17:00
休業日
[4-12月]無休
[1-3月]火、水
料金
団体受入時、施設説明有の場合100円/人負担となります。
駐車場
あり(50台)
クレジットカード
可(JCB)
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい
備考
※ソフトクリームは現金のみ

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました