のぼりべつクマ牧場

怖い？かわいい？個性的なヒグマたちが山頂で待っている！

登別温泉に来たら、立ち寄っておきたいスポットのひとつ「のぼりべつクマ牧場」。ヒグマたちに出合えるのはもちろん、真円形のカルデラ湖「クッタラ湖」の展望台やアイヌコタンなど、見どころもいろいろある。

おやつを持ってのぞいていると、ヒグマたちのおねだりの視線が集まる

札幌から「のぼりべつクマ牧場」へは、高速を利用して車で約1時間30分。JRとバスを利用しても同じくらいの時間で着く。バスの場合、「登別温泉バスターミナル」で下車し、徒歩5分ほどで到着する。といっても、ヒグマたちがいる場所へは高速ゴンドラに乗って山頂へ行かなければならない。四季折々異なる表情を見せる、美しい自然を眺めながらゴンドラに乗り、約7分で山頂へ。冬期限定で、鮭を吊るして寒干しにするというユニークなゴンドラも運行。すれ違うことがあるかもしれないので、よく見ておきたい。ちなみに干しあがった鮭はヒグマたちの食事になる。

ゴンドラで一気に山頂へ。窓からの眺望も楽しみたい

冬になると運行する鮭とばのゴンドラ。夏場は撮影スポットとして設置されている

山頂駅に着き、外に出ると目の前に「クマ山ステージ」の建物がある。ステージに登場したヒグマが丸太渡りやエサ探し、ブランコ乗りなどを見せてくれる。ヒグマの嗅覚、バランス感覚、手先の器用さについての解説もあり、楽しくヒグマのことが学べる(1日2回開催)。ステージのあとは、すぐそばの「アヒル小屋」でアヒルの競走を楽しんだり、子グマ牧場の見学を。愛らしい子グマたちは、まるでぬいぐるみのよう。子グマ牧場は、例年5～11月下旬に公開されている。

「クマ山ステージ」での様子。ヒグマの意外と器用な姿に驚かされる

さて、次は迫力のあるヒグマたちの見学へ。オスのいる「第1牧場」には「人のオリ」が併設されており、人間がそのオリに入ってヒグマを間近で観察できる。ヒグマのおやつを事前に購入してからオリに入るといい。オスは、発情期のボス争いの時期を除くとわりとのんびりしており、実はメスのほうが活発。メスのいる「第2牧場」を見ると、おやつを欲しいというおねだりのアピールもなかなか積極的だ。

エサをおねだりするときは、前足を上げる。まるで手を振っているよう

のぼりべつクマ牧場の敷地内には、世界でも珍しいヒグマ専門の博物館がある。骨格標本や、習性、生態などに関する興味深い資料が数多く展示されている。博物館の上には、神秘的な「クッタラ湖」を一望できる展望台も。また、アイヌ文化を体感できる「ユーカラの里」があり、明治初期のアイヌの生活様式を再現している。貴重な生活道具の展示から、アイヌ民族が自然とともに生きてきたことがよくわかる。アイヌ文様の貸衣装(有料)もあるので、旅の記念に民族衣装での撮影もいいかもしれない。

ユーカラの里。家屋の中には、アイヌの生活道具などが展示されている

スポット詳細

更新日：2024.04.17

住所: 北海道登別市登別温泉町224 地図
エリア: 苫小牧・白老・登別エリア
電話番号: 0143842225
時間: [4/21-10/20]9:00-17:00
[10/21-4/20]9:30-16:30
休業日: 保守・強風等によるロープウェイ運休時は、一時休園または終日休園
料金: [利用料]大人2,800円、子供1,400円(税込・ロープウェイ料金含む)
※2023/10/1日現在(最新の入園料金は公式HPで要確認)
駐車場: あり(150台)
※普通車500円、大型車1,000円、二輪車200円(各税込)
クレジットカード: 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済: 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、WeChatPay)
Wi-Fi: あり(Free)
コンセント口: なし
喫煙: 可
平均予算: 【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間: 60-120分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
雨の日でも楽しめる: はい(ロープウェイ山頂駅にて無料貸傘をご用意しています)