とちぎ山車会館

資料/郷土/展示/文学館

豪華絢爛・迫力満点の「とちぎ秋まつり」を体感!

金糸銀糸の刺繍と彫刻が施された山車が繰りだす「とちぎ秋まつり」。2年に1度開催される伝統の祭りをデジタル技術によって再現しており、その興奮と感動をいつでも体感できる。山車に光る江戸・明治の職人技をご堪能あれ。

3台の見事な山車を迫力の映像とともに。写真の山車は左から日本武尊(やまとたけるのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)} 3台の見事な山車を迫力の映像とともに。写真の山車は左から日本武尊(やまとたけるのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)

華やかさと豪快さを兼ね備えた祭り

2年に1度開催されるとちぎ秋まつり。市内を巡行する豪華絢爛な山車は1874年(明治7)、当時の県庁構内で催された祭典で、倭町三丁目が東京日本橋から静御前(しずかごぜん)の山車を、泉町が宇都宮から諫鼓鶏(かんこどり)の山車を購入して参加させたことに始まった。これを機に大工や人形師に山車をつくらさせる動きが活発となり、次第に各町内が競うように山車をもつようになっていった。

「とちぎ秋まつり」を体感できる仕掛けが随所に

とちぎ山車会館1階では現在館内に保管している6台の山車のうち3台を常設展示し、定期的に入れ替えを行っている。どれも江戸・明治の技の結晶であり、県の有形民俗文化財に指定されている。山車の上部に立つ人形は神武天皇、天照大神、日本武尊や素盞嗚尊といった日本神話などに登場する神々のほか、劉備玄徳(りゅうびげんとく)など三国志に登場する人物も。訪問するたびに異なる山車を見られるのはうれしい。何度も訪れてぜひ「自分推しの山車」を見つけてほしい。
さらに、常設展示している山車の背後では、コンピューターグラフィックによるマルチ映像をジャンボスクリーンに上映しながら、音と光の演出によってとちぎ秋まつりを再現している。祭りの擬似体験でその興奮と感動を味わおう。

人形山車はせり上がり式のエレベーター構造で、昔、江戸城の門をくぐるためつくられ、伸び縮みできる仕掛けになっている} 人形山車はせり上がり式のエレベーター構造で、昔、江戸城の門をくぐるためつくられ、伸び縮みできる仕掛けになっている

静御前の山車は、かつて江戸山王祭の山車として引き廻されていたもの} 静御前の山車は、かつて江戸山王祭の山車として引き廻されていたもの

祭りの歴史を紹介する資料展示室

館内2階ではとちぎ秋まつりの歴史を写真パネルで紹介している。順路としては1階が先になるが、2階でとちぎ秋まつりや栃木の歴史を先に学んでおけば、また違った趣で映像を鑑賞できるだろう。実際に祭りに用いられる品々も展示されていておもしろい。1階の受付周りでは周辺の観光情報を紹介する手作りのマップや、東武線を走る列車を紹介しているコーナーもある。蔵の街・栃木を巡る旅にぜひ役立てて。

2階資料展示室。全国各地のおもな山車まつりも紹介している} 2階資料展示室。全国各地のおもな山車まつりも紹介している

館内スタッフお手製の鉄道コーナー} 館内スタッフお手製の鉄道コーナー

スポット詳細

住所
栃木県栃木市万町3-23 map map 地図
電話番号
0282253100
時間
9:00-17:00(入館は16:30まで)
休業日
月(祝の場合は翌日)
※4-6月、9-11月は無休
料金
[入館料]500円
※他館との共通券あり
駐車場
あり
※栃木市倭町駐車場利用(30台、バスPエリア併設)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
※PayPay2023/11/11以降予定
Wi-Fi
あり(TochigiCity-Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
0-30分(上映時間15分及び2F資料室)
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 「とちぎ秋まつり」を紹介する施設
    4.0 投稿日 : 2022.06.20
    栃木市のメインストリート「蔵の街大通り」沿いにあるモダンな建物、二年毎に行われる「とちぎ秋まつり」を紹介する施設だ。縦長の蔵のような入口が印象的だが、山車の出し入れができるようにとのこと。メインの展示室はシアターになっていて、デジタル映像と実物の山車3台で秋まつりの熱気を伝えてくれる。2階は山車の資料などが展示されている。山車そのものはそれほど派手な印象はないが、日光例幣使街道の宿場町として栄えた...
  • 祭りに使われる本物の山車の展示
    4.0 投稿日 : 2022.05.28
    栃木市の蔵の街を散歩した際に入りました。栃木市では2年に一度、11月に山車祭りが開かれるそうで9台の山車が引かれるそうです。内6台の山車の保管を兼ねて展示してあるのが山車会館です、栃木市は明治時代に商人の町として発展し、江戸から山車を買ってきて、さらに新たに作った山車など大きな山車が魅力です。大きな山車を外に出すために高い入口も特徴的です。ビデオでの説明に加え、館員の方が丁寧に説明してくれて、とて...
  • 迫力ある山車の展示です。
    3.0 投稿日 : 2020.08.27
    “蔵の街大通り”の通り沿いにある近代的な建物の前にきました。 この建物は“とちぎ山車会館”です。入場料は500円ですが、JAFメンバーですので400円で入れました。メインの展示会場には、高さ10m以上の山車が3台並んでいますね。そういえば、千葉の佐原でもよく似た山車を見た記憶があります。ちなみに山車の天辺には人形がありますが、“天照大神”で、他には静御前、弁慶、桃太郎、劉備玄徳など、多種多彩...

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