笠取峠のマツ並木
江戸時代の中山道の景観を今に伝える並木道
佐久ICから車で約30分、諏訪ICからは約60分。近世五街道の一つに数えられる中山道芦田宿の西方1kmの地点から笠松峠にかけて続く並木道。その距離はおよそ2km、植えられた松は60本余りにもなる。慶長7年(1602)に幕府から753本もの赤松の苗が小諸藩に下げ渡され、周辺の村々に植樹したと言い伝えられている。松の樹齢は150年から300年を超え、現在でも往年の街道の景色を偲ぶことができる。県指定の天然記念物で、松並木公園として保護と整備を続けている。
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情報提供: ナビタイムジャパン