陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)

博物館/科学館

間近で見る本物の戦車やヘリコプターに大興奮!

「見て、触れて、体感して」をコンセプトに、世代を超えて楽しめる陸上自衛隊の広報施設。陸上自衛隊についての知識と理解を深められるほか、フライトシミュレーターやVR(バーチャルリアリティ=仮想現実)などの体験もできる。

本館1階フロア中央に置かれているAH-1S攻撃ヘリコプター(通称コブラ)} 本館1階フロア中央に置かれているAH-1S攻撃ヘリコプター(通称コブラ)

ヘリコプターの飛行疑似体験や記念撮影も!

「りっくんランド」の愛称で知られる広報センターは、陸上自衛隊朝霞(あさか)駐屯地内にある。2002年(平成14)の開館以来、延べ214万人が訪れている人気の施設だ。まず本館入り口から入ると、広い1階フロアに置かれたAH-1S攻撃ヘリコプター(コブラ)と16式機動戦闘車が目に飛び込んでくる。ヘリコプターは前方の射撃席に座ることができるので(週末のみ)、防風ガラス越しに周囲を見渡してみよう。記念撮影スポットとしても人気の場所だ。AH-1Sフライトシミュレーターは、垂直に離陸する独特な揺れ方を体験できて、まるで本当にヘリコプターに乗っているかのようだ。16式機動戦闘車は2016年(平成28)に配備開始された最新型の戦闘車両。横に見学台が設けられており、間近に砲塔を見ることができる。この105mm砲は74式戦車と同等の火力をもっているが、戦車と違いタイヤで移動するので、高速道路を時速100km/hで走れる高い機動性を誇っている。

入り口では「ヒヨコ隊員」をはじめとする公式キャラクターがお出迎え} 入り口では「ヒヨコ隊員」をはじめとする公式キャラクターがお出迎え

16式機動戦闘車も置かれている本館1階。迫力ある映像を楽しめる3Dシアターもある} 16式機動戦闘車も置かれている本館1階。迫力ある映像を楽しめる3Dシアターもある

陸上自衛隊の活動について体験しながら学ぶ

1階にはほかに、隊員が身に付ける迷彩服や装備品、戦闘糧食などが展示されている。戦闘糧食はパック製品のため中身は見えないものの、ときどき開催されるイベントで安価に試食できるので、味見をしたい人は広報センターに問い合わせてみよう。またヘリコプターや装備車両の体験搭乗、自衛隊車両で巡る駐屯地見学ツアーなど、貴重な体験ができるイベントも開催されるので要チェックだ。

迷彩服やヘルメット、パラシュートなど実際に使われている装備を間近に見られる} 迷彩服やヘルメット、パラシュートなど実際に使われている装備を間近に見られる

2階の「あゆみの部屋」では、陸上自衛隊の創設から現在までの歴史や活動、数々の国際貢献、自衛官のオリンピックでの活躍などをパネルや展示品で紹介している。また専用のゴーグルを装着して、360度の映像で戦車や水陸両用車などの疑似乗車体験ができるVRシミュレーターも人気だ。人数制限があるので、希望する人は早めにVR体験室へ。スカイダイビングさながらの落下傘降下や、爆音すさまじい155mm榴弾砲(FH70)をはじめ、臨場感あふれる映像は迫力満点だ。

陸上自衛隊の任務や活動、歴史などについて学べる「あゆみの部屋」} 陸上自衛隊の任務や活動、歴史などについて学べる「あゆみの部屋」

戦車が並ぶイベント広場と歴史ある振武臺(しんぶだい)記念館

本館裏のイベント広場には歴代の主力戦車が並べられている。丸みを帯びた旋回砲塔が人気の74式戦車や、1980年代に設計された重厚でメカニカルな90式戦車など、外観デザインの変遷に製造当時の時代性を感じさせられる。いちばん手前に置かれた最新型の10式戦車もじっくりと見学できる。戦車の向かいに並んでいるのは155mm砲搭載の自走榴弾砲や高射機関砲。UH-1イロコイ型ヘリコプターは1959年(昭和34)に米軍が生産開始して現在も世界各国で使われている優秀な多目的ヘリで、展示されているのは国産型だ。

74式戦車(写真手前)は歴代戦車のなかで今も高い人気を誇る} 74式戦車(写真手前)は歴代戦車のなかで今も高い人気を誇る

イベント広場の先に建つ木造の建物は、神奈川県座間市におかれていた陸軍士官学校の皇族舎(皇族男子学生の特別宿舎)を1978年(昭和53)に移築したもので、振武臺記念館と名付けられている。朝霞駐屯地には1945年(昭和20)まで旧陸軍の予科士官学校がおかれており、「振武臺」という名は昭和天皇が1943年(昭和18)に行幸された際に学生たちに「将来益々武を振るえ」と述べられたことに由来するそうだ。記念館は当時の旧軍関係や郷土の歴史資料を展示する資料館になっていて、2階に展示されている学校時代の敷地のジオラマに当時の様子がしのばれる。

歴史を感じさせる振武臺記念館。春はソメイヨシノが敷地内に咲き誇る} 歴史を感じさせる振武臺記念館。春はソメイヨシノが敷地内に咲き誇る

本館には迷彩柄グッズから「自衛隊まんじゅう」まで品ぞろえ豊富なショップを併設} 本館には迷彩柄グッズから「自衛隊まんじゅう」まで品ぞろえ豊富なショップを併設

スポット詳細

住所
東京都練馬区大泉学園町 map map 地図
エリア
西部エリア
電話番号
0339244176
時間
陸上自衛隊広報センターの公式HPをご覧ください。
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/
休業日
陸上自衛隊広報センターの公式HPをご覧ください。
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/
料金
[入館料]無料
駐車場
あり(約100台、バス4台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
※売店で使用可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、nanaco、WAON)
※売店で使用可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
可(一部施設は進入困難)
乳幼児の入店
備考
[所在地]埼玉県朝霞市栄町4-6付近

※短縮営業中です。ご予約・ご来館にあたっては、必ず公式陸上自衛隊広報センターのホームページを確認ください。
ホームページ:https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/

情報提供: ナビタイムジャパン

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