牡蠣焼き 竹崎海産
有明海の絶品 竹崎カキと竹崎カニを豪快に焼いて味わう
竹崎育ちの牡蠣も美味
太良町の海岸を走る国道207号線沿いには、牡蠣を焼いて食べることができる「カキ小屋」が点在している。そのなかでも竹崎海産は最も古い店の1つだ。店内はおおよそ120人が入れるという広さ。テーブルの真ん中では炭火で魚介類が焼けるようになっている。窓の向こうには有明海が見渡せる。太良町の竹崎地区近海で獲れる牡蠣やカニは、町いちばんの特産物として知られている。残念ながらシーズンが終わり「竹崎カキ」はなかったが、それに負けない味の「オリジナルかき」を味わうことができた。長崎産の牡蠣を竹崎の養殖場に2か月以上吊るしたもので、いい具合に塩分が抜けるのだという。1籠1000円で15個くらいの牡蠣が入っている。ぷりぷりとした食感でとてもおいしい。はたして、「竹崎カキ」とはどのようなものなのか気になる。
カキ小屋発祥の地
ところで、現在、日本各地でも見られる「カキ小屋」だが、実はこの太良町が発祥の地。意外と知られていないようだが、それほど太良町と牡蠣との関係は深いようだ。太良町のブランド牡蠣である「竹崎カキ」の季節は11月から4、5月まで。冬の味覚を代表する「竹崎カキ」は、ボリューム満点で好評。大きいものでは1つ150gほどの重さがあるという。「焼いても縮まらないですね」と竹崎海産の吉田涼馬さんは話す。「竹崎カキ」の特徴は可食部分の水分が少ないために身が縮みにくいという。そのため、牡蠣本来の味が濃く感じられる。有明海は塩分濃度が一般的な海より薄いため、甘みとうまみが繊細にわかるともいわれている。竹崎カキだけではなく、海産物のおいしい冬がやはり竹崎海産でもハイシーズンになる。
ワタリガニの「竹崎カニ」
「竹崎カニ」は年中食べることができる。12月から5月はメス、6月から11月はオスが獲れるが、卵の入ったメスがいちばん人気がある。「竹崎カニ」は、いわゆるワタリガニ。有明海には112本の河川が流れ込んでいるが、川からは豊富な栄養が運ばれてきている。また干潟にいるプランクトンなどは潮が引いた干潟の上で日光を浴び、遠赤外線を多く吸収している。それらは格好のエサとなり、「竹崎カニ」は格段に甘みが強くなるという。「竹崎カニ」はアルミホイルに包まれて網の上で焼かれる。このようにカニを焼くというのは初めての体験だが、じっくり時間をかけて焼き上げた「竹崎カニ」の身は本当に甘く、卵にはねっとりとコクがあり味が濃い。卵を身につけて食べると絶品。有明海を眺めながら至福の時を過ごすことができた。
スポット詳細
- 住所
- 佐賀県藤津郡太良町多良4261-1 地図
- エリア
- 鹿島・太良エリア
- 電話番号
- 0954670603
- 時間
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[夏場(4-10月)]10:00-16:30
[冬場(11-3月)]9:30-17:00 - 休業日
-
[夏場(4-10月)]火
[冬場(11-3月)]不定休 - 駐車場
- あり(45台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay、LINE Pay、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり
- 喫煙
- 可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 太良町の有明海沿い「たらカキ焼海道」にあるカキ焼小屋
- 有明海沿いの通称「たらカキ焼海道」(国道207号線)にあるカキ小屋です。この店はカキの養殖も行っています。席に座って炭火の準備をしてもらい、カキを焼き始めると汁が出てきて磯の香りがするようになります。身の大きなカキで焼いても小さくならず食べ応えがありそうです。醤油を数滴落としていただくと本当に美味しいです。他にもサザエなどの海鮮類、カキ飯などあります。
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- 夏場も大丈夫
- 少し涼しくなったので8月下旬に行きました。冬場と違って焼くのは店のスタッフが仕切りの向こう側でやってくれ、出来上がったのを冷房が効いたスペースで食べるスタイルになっていました。面白味はないですが、快適で、味もプロが丁度よい焼き加減で出してくれるので満足しました。これなら真夏にも来ればよかったと思いました。
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- 竹崎海産
- 目の前で焼く海産物を美味しくいただきました。雑多な感じですが、それはそれでいい雰囲気でした。海鮮類はどれもこれも新鮮でクォリティー高くて、いいお店だと思います。
TripAdvisorクチコミ評価
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