ホンダコレクションホール
「ホンモノが語る展示」。車に興味なくても行く価値あり!
ホンダに携わる人々の情熱が伝わる
本田技研工業傘下のホンダモビリティランドが運営するミュージアム。1998年(平成10)、ホンダの原点の精神を伝えたいという想いのもと開館した。その展示空間はロビーから目を見張る。3階まで延びる吹き抜け、全面ガラス窓の向こうに広がる緑、車のエンジンのピストンリングをモチーフにした「夢」と書かれたオブジェ、その間に展示されている往年の名車。入館してすぐに期待を膨らませてくれる空間だ。最初に目にするオブジェ「夢リング」の夢という文字はホンダの創業者・本田宗一郎によるもの。「自らの手で何かをつくりたい」という一心でピストンリング製造に挑戦した創業者、そのものづくりの原点を表すものとして、この博物館全体を象徴するオブジェとなっている。
当時の想いを紡ぐ言葉や広告に注目
時期によって企画展も開催しているが、基本は常設展示を楽しめる。1階はホンダを代表する製品やレーシングマシンとともに、ホンダのルーツである、ものづくりとレースに対する想いを紹介。2階は「人の役に立つものを創る」という精神のもとで生産された四輪および二輪の市販車を展示。3階では四輪・二輪の歴代レース車両を展示している。展示車両によって音声ガイドも提供。どの展示も「ああ、懐かしい」や「カッコいい」などと感嘆してしまう。車両の展示とともに、その製品が販売され始めた頃の広告写真、創業者をはじめ製造に携わる人々の想い、言葉なども紹介。広告写真は、当時を知る人はしみじみと、当時を知らない人には、現代とはまた異なる宣伝物の趣を楽しんで見られる。さらに創業者の格言ともいえる言葉の数々は、製造業にかかわらず、社会で役に立つと思えるものばかり。車両だけでなくパネルの内容にもじっくり着目してみよう。車両は予告なく入れ替える場合があるのでご注意を。
ピット工房でプチ製造体験!
1階展示室の外には、電動カートの組み立て体験ができる「ピット工房」がある。タイヤとサスペンションを自分で組み付けてテストコースで走行、ピットに戻り下回りを違う硬さのものに替え、またコースを走ることで、その違いを体感できる。最後はパーツをはずして片付けるところまでで終了。車に興味のある子どもから大人まで人気のプチ製造体験だ。同じく1階の南棟にはミュージアムショップもあるのでお見逃しなく!
スポット詳細
- 住所
- 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 地図
- エリア
- 益子エリア
- 電話番号
- 0285640001
- 時間
-
10:00-17:00
※季節・曜日により変動あり - 休業日
-
無休
[12-2月]火、水(年末年始を除く)
※冬季に施設メンテナンス休業あり - 料金
-
[入館料]無料
※別途モビリティリゾートもてぎ入場料・駐車料必要 - 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、PayPay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 不可(屋外の喫煙エリアのみ可)
- 英語メニュー
- あり
- 滞在目安時間
- 30-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
-
※2022年3月より「ツインリンクもてぎ」の施設名称が「モビリティリゾートもてぎ」に変更になりました。
※2024年春に向けたリニューアルのため2023/12/4(月)から休業
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
-
- セナのF1実車に感動
- ツインリンクもてぎに隣接する自動車博物館。無料だがかなり充実している。3階にはF1で使われた実車がずらりと展示されていて、これだけでもホンダのすごさが分かる。16戦中15勝と圧倒的に強かった1988年にセナが乗った車もあった。セナがその後事故死したことなど、いろいろなことを思い出し、ちょっと感動してしまった。
-
- ホンダファン、バイクファンにお勧め!!
- 久しぶりのホンダ車購入を機に、初訪問しました。もちろん来場者を選びますが、ホンダファン、昭和のクルマファン、バイクファン、F1ファンならぜひ行っていただきたい、という施設です。若い時に得たホンダに関する知識を、更新すべき内容も多々ありました。展示製品は、発電機・耕運機、バタバタからNSX、さらにF1まで幅広く、クルマメーカーとして戦後派かつ異端児だったホンダの歴史がよくわかります。二輪は...
-
- 泥くさいけど心に滲みる日本のサクセスストーリー
- 世の中が激変している2020年ですが、いや、だからこそ、知っていた話が多かったものの、改めて心を揺さぶられました。75年前の太平洋戦争の焦土から、夢を実現してきた創業者と同僚達の証。一方で妻は、独身時代にローン購入した愛車/Integraが展示してあって、子供らに熱く語っていました。(^_^);
TripAdvisorクチコミ評価
もっと見る