藤森神社
アクロバティックな駈馬神事も必見! 勝運祈願の社
平安京よりも遙かに古い歴史をもつ社
JR藤森駅から西へ、京阪墨染駅から東へ徒歩5分で藤森神社の南門にたどり着く。社の歴史は平安京の造営以前にさかのぼり、第14代・仲哀(ちゅうあい)天皇の妃である神功(じんぐう)皇后が朝鮮半島の新羅に出兵。凱旋した203年(神功皇后摂政3)、戦に使った軍旗や武具をこの地に納め「旗塚」を作ったことが起源と伝わる。神功皇后をはじめ、第15代・応神天皇、素盞鳴命(すさのおのみこと)、舎人親王(とねりしんのう)など文武に秀でた神々を祀ることから、古来、勝運と馬にまつわるご利益が得られるとして信仰されてきた。
新選組ゆかりの逸話やご利益が伝わる名水
1711年(正徳元)の銘が刻まれる南門の石造鳥居には、新選組ゆかりのエピソードが語り継がれている。この鳥居にはかつて後水尾天皇直筆の額が掲げられており、社前の街道を参勤交代の大名が通過する際、駕籠から下りて鳥居の前で拝礼しなければならなかった。しかし、動乱の幕末期になり、新選組の局長・近藤勇が時代に即さないとして額をはずしたのだという。参道を進むと、拝殿の右手には御神水「不二(ふじ)の水」が湧き出ている。2つとないおいしい水という意味で、勝運や学力向上にご利益があると伝わる霊水だ。
5月5日の駈馬神事と初夏のアジサイは必見
毎年5月5日に執り行われる藤森祭は、平安時代、清和天皇の勅命による「貞観の祭」が起源。武者人形を飾る「端午の節句(菖蒲の節句)」の発祥とされている。境内の参道馬場を馬が駆け抜ける5日の「駈馬神事」では、「横乗り」や「逆立ち」「矢払い」、馬にぶら下がったまま疾走する「藤下がり」などアクロバティックな妙技が次々と繰り出され、参道を埋める見物客を熱狂させる。また、毎年6月から7月にかけては境内に2か所ある紫陽花苑が公開され、約3500株もの美しい紫陽花が咲き満ちて幻想的な光景となる。献茶や献花、神楽奉納がある6月15日の紫陽花祭も見逃せない。
スポット詳細
- 住所
- 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609 地図
- エリア
- 伏見周辺エリア
- 電話番号
- 0756411045
- 時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 5/5(宝物館のみ)
- 料金
- [拝観料]無料
- 駐車場
- あり(50台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(指定場所のみ)
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 藤森神社は菖蒲の節句発祥の地
- 藤森神社は東山に近く、京阪電車や奈良線の藤森駅や墨染駅から徒歩圏です。境内は広々としており、大きな木に覆われています。毎年、五月五日には勝ち馬祈願のお祭りがあります。菖蒲の節句発祥の地という触れ込みです。
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- 駈馬
- 藤森祭りの中でもハイライト、駈馬神事の5/5に行きました。3年ぶりの開催からか、そもそも難易度の高い試技なのは間違いなく落馬も有りましたが、後世に残してほしい伝統文化です。
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- 紫陽花の宮
- 西暦203年神功皇后に創建され、菖蒲の節句発祥の地で5月5日の駈馬神事では馬上妙技が披露されるそう。馬用の広い参道が本殿まで続き、神馬像が有る。また、境内には二つとない美味しい水という不二の水が湧き出て、戦国時代より勝ち運を授ける水としても有名。丁度、紫陽花園は満開で手水にも紫陽花が浮かべられていました。御朱印をいただくと紫陽花の宮とありました。
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